主に細幅鍵盤の事を、個人的な戯言を交えながら徒然なるままに書いているブログです。このブログの趣旨をまとめていますので、初めてお越しの方は、宜しければカテゴリ欄の「記事の概要」をご一読ください。
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03/20
演奏関連筋骨格疾患(PRMD)の怖さ
既にご存知の方もいらっしゃるかとは思いますが、ロックバンド、X JAPANのリーダーのYOSHIKIさんが、今年の2月にTwitterで、「手術をしても治る保証はないみたい。場合によってはその日から使えなくなる。」と、腱鞘炎のために右手が深刻な状態にあることを明かされたそうです。

http://www.oricon.co.jp/news/2048055/full/

その後都内で開催されたイベントに出席した際も、右手の状態について回復は絶望的だと語り、YOSHIKIさんの英文サイトのニュースでも、「YOSHIKIの医師は彼に右手を手術するよう勧めている。しかし、手術をすればワールドツアーが困難になるため、彼を悩ませている。」「腱のほぼ2分の1が破損しており、もしすべて破損すれば、彼は手を動かせなくなる。YOSHIKIはあらゆる手を使って手術を1年、またはそれ以上延期させたい考えだ。彼は実際のところ、“破滅”寸前にある。」と報じられているとか。
ファンの方々はさぞかし心配な思いをされていることだと思います。

YOSHIKIさんは、手首に負担がかかる角度でスタジオのキーボードを長時間弾いて以来、慢性的な腱鞘炎を患っているそうで、8時間を超えるピアノの練習にはドクターストップがかかっているそう。ドアの開け閉めなどにも支障があるほどの状態だそうで、トレーニングも禁じられているとのこと。
思うように練習ができないことはミュージシャンの方にとっては辛いことでしょう。

当初、YOSHIKIさんは手術をしない方向で考えていると報じられていましたが、最近のニュースでは世界ツアー終了後に手術を受ける意向を示したと報じられていますね。

http://www.daily.co.jp/newsflash/gossip/2015/03/16/0007826117.shtml

重症になると、演奏だけでなく、日常生活にも支障をきたすほどの障害になってしまうようですね。それを考えると、腱鞘炎を甘く見てはいけないなと改めて思いますね。(甘く見ている方はいらっしゃらないと思いますが
もちろん、私はYOSHIKIさんの手の大きさも、YOSHIKIさんの腱鞘炎の直接の原因も知りません。なので、「YOSHIKIさんも細幅鍵盤を使っていれば」などと言うつもりはありません。
演奏関連筋骨格疾患(PRMD)の深刻さについて、改めて考える切っ掛けになればと思い、このニュースを紹介させて頂きました。


演奏関連筋骨格疾患については以前記事にしたことがありますが、まずはこちらの記事をお読みいただくと分かりやすいかと思います。

痛みを招く手の酷使
楽器演奏で高頻度
音楽家外来で治療を


演奏に際して、どうしても手を酷使することになるピアノには、演奏関連筋骨格疾患は付き物と言えるかもしれません。
同じく、プレーに際して体を酷使するスポーツにも怪我は付き物なのかもしれません。
そしてその性質上、こういった怪我や障害を完全に防ぐことは不可能なのかもしれません。

ですが、“完全に防ぐ”ことは不可能でも、“減らす”ことは可能ではないでしょうか。
そのことについて、アメリカの学術誌、MPPA(Medical Problems of Performing Artists)の社説でも述べられています。

http://littlehands782.blog.fc2.com/blog-entry-65.html


スポーツ用品店などに行くと、サイズはもちろんのこと、重さや素材なども実に様々ですね。
その中からプレーヤーの方は自分に一番しっくりくるものを選ぶわけですし、一流の選手となると、更にぴったりなものを特注したりもします。
言うまでもありませんが、体を酷使する以上、自分の体にぴったり馴染むものを使わないと、持てる力を十分に発揮できないばかりか、体に無理な負担がかかって故障を招いてしまうからですね。
そしてスポーツ用品メーカーも、プレーヤーが出来るだけ安全に、最大限のプレーを満足に出来るようにするために開発を続けているわけです。

スポーツの世界では当たり前に行われている取り組みですが、音楽の世界ではどうでしょう。
“スポーツと音楽は違う”と言われてしまうかもしれませんね。
その通り、スポーツと音楽は“目的”が違います。なので、本来は比べるべきではないのかもしれません。
ですが、“肉体の酷使”という点は共通しているのではないかと思いますし、実際、演奏に関連した怪我や障害がかなりの頻度で発生しているようですね。
このような状況があっても、スポーツのような安全性についての取り組みを、音楽では本当にする必要がないのでしょうか。

世界の一部の国では、この問題への具体的な取り組みが既に始まっています。
どうすることが最善なのか、自ずと答えが出てくるのではないでしょうか。


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コメント

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[] 2015/04/04(土) 09:44 [編集]

2015/04/04(土) 09:44の投稿者様
ご丁寧にありがとうございます^^
お互いコツコツと行きましょう(^^ゞ
LittleHands [URL] 2015/04/04(土) 14:58 [編集]

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