主に細幅鍵盤の事を、個人的な戯言を交えながら徒然なるままに書いているブログです。このブログの趣旨をまとめていますので、初めてお越しの方は、宜しければカテゴリ欄の「記事の概要」をご一読ください。
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(多分)アジア初のスタインビューラー社製鍵盤の購入者からの反響
前回の記事でも触れましたが、つい最近、タイの若い男性ピアニストの方が、スタインビューラー社の7/8鍵盤が取り付けられているウォルター社製のアップライトピアノ(http://www.steinbuhler.com/html/walter_uprights.html)を購入されたそうです。(もしかしてアジア初進出!?)

その方からの感想が、スタインビューラー社のフェイスブックページに公開されていて、この翻訳をしたので紹介させて頂きます。(言葉が多少おかしいところはご愛嬌ということで・・・




11月25日

'I have been playing on the piano and I am starting to grow quite accustomed to the keyboard. Inevitably, of course, my first few hours of practicing has been wrought with awkward mistakes, but also with astonishing revelations. It goes without saying that chords which were merely played in wishful daydreaming are quite comfortably reached. That is not even the tip of the iceberg, however, as I saw, as I progressed in my practicing, that the whole gamut of piano playing is infinitely easier with the right keyboard size. Chord leaps, tremolos, scales arpeggios, ascending and descending octaves could be played with virtually no effort in comparison to what I had to labor through hitherto. Consider, how I had neglected an Etude of Chopin's, after seeing that no matter how much I practiced this one passage, it can only sound at best clumsy and amateurish. Indeed, when I played it on the smaller keyboard, I thought to myself, "Wow, I sound like Yefim Bronfman!"
I have however, some thoughts about how it could be even better; the black keys perhaps could be slightly tapered; this would make it easier to manoeuvre sideways between them.'

『私はそのピアノで演奏していて、鍵盤にすっかり慣れ始めています。もちろん必然的に、私の最初の数時間の練習はぎこちないミスを生じましたが、同時に驚くべき新事実ももたらしました。ただ物欲しそうに空想にふける中で演奏されるだけだったコードに、かなり楽に届くことは言うまでもありません。つまり氷山の一角ですらなく、しかしながら、私が分かったように、私は練習する際に進歩したので、正しい鍵盤のサイズがあれば、ピアノの演奏の全域は比べものにならないほど容易です。これまでを通して私が苦労しなければならなかったことと比べれば、和音の跳躍進行、トレモロ、音階アルペジオ、上昇と下降のオクターブが実質的には全く努力することなく演奏出来そうです。よく考えてください、私がこの1つのパッセージをどれほど練習したとしても、それがせいぜいぎこちなくて素人臭くしか聞こえないことがわかった後に、私がどうショパンの練習曲を無視したかを。本当に、私がそれをより小さな鍵盤で演奏したとき、「わぁ、イェフィム・ブロンフマンみたいだ!」と心の中で思いました。
また一方で、それがどのようにすればさらに良くなり得るかという多少の考えが私にはあります。おそらく黒鍵はわずかに先細にすることができるかもしれません。これは、それらの間での横方向への動きをしやすくするでしょう。』






小柄で手が小さい人が多いアジア圏で特に広まっていってほしいものですね。

こうやってスタインビューラー社の鍵盤の購入者について知るたびに思うのですが、どうやら7/8鍵盤(オクターブ:140.7mm)が一番人気のようです。

カシオのミニ・キーボードの幅がだいたいこの7/8鍵盤と同じくらいなのですが、以前、某大型電気店の店頭でこのキーボードを試しに弾いてみたことがあります。

私の手の大きさは、標準鍵盤(オクターブ:165mm)だと、めいっぱい広げてオクターブが手前からようやく引っ掛けられる程度です。
ミニ・キーボードだと、上からオクターブまではギリギリ掴めるようになりますが、9度は手前からになり、10度までは届きませんでした。
標準鍵盤での状態から考えれば、上からオクターブが届くだけかなりマシとも思えるのですが、今まで弾いた中で比較的高難度な曲や、今後もし細幅鍵盤が使えれば挑戦したいと思っている曲を思い浮かべたときに、これくらいの幅では手(鍵盤)の大きさがまた問題になってくるかも・・・と感じてしまいました。
(標準鍵盤でこれくらい届く人でも細幅鍵盤の必要性を感じる人は少なくないようです)

細幅鍵盤の普及活動を世界規模でされているグループ、PASK主要メンバーの1人であるロンダ・ボイルさんの手の大きさもだいたい私と同じくらいだそうですが、ロンダさんが以前スタインビューラー社で3/4鍵盤(オクターブ:129.9mm)を弾かれたとき、ショパンの前奏曲を全て最後まで演奏できた上に、リストのポロネーズ第2番にも挑戦できたと聞いています。

ロンダさんもご自分用に7/8鍵盤を購入されていますが、リストのポロネーズ第2番を弾かれたときに、やはりいくつかの大きな和音が問題になってしまったようです。それが3/4では問題なく弾けたそうで、3/4を試弾されたことで、7/8よりも3/4のほうが更にご自身に合っていると気付かれたそうです。
ちなみに、3/4鍵盤にも1、2時間以内で慣れてしまったそうです。

私もカシオのミニ・キーボードを弾いてみるまでは、自分の手なら7/8鍵盤で十分だろうと思っていたのですが、頭で想像したことと実際に弾いてみるのとでは、感じ方に若干の違いがあるようです。

どの幅が自分に一番合っているかは、やはり弾いてみないと分からないということでしょうか。
鍵盤に慣れるまでに多少の時間(1、2時間程度)がかかることを考えると、十分に時間をかけて試弾できる環境も必要になるかもしれませんね。


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コメント

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[] 2014/12/27(土) 01:29 [編集]

2014/12/27(土) 01:29の投稿者様
コメントありがとうございます。
内容確認致しました。
後ほどそちらへお伺いします。
LittleHands [URL] 2014/12/27(土) 13:25 [編集]

今年もお世話になりました。

良いお年をお迎えください(^^。
酢~ [URL] 2014/12/31(水) 18:17 [編集]

酢〜様
こちらこそ何かと相談に乗っていただき助かりました。

来年もよろしくお願い致します(^^)
LittleHands [URL] 2014/12/31(水) 19:58 [編集]

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[] 2015/01/13(火) 20:10 [編集]

2015/01/13(火) 20:10の投稿者様
コメントありがとうございます(^^)
LittleHands [URL] 2015/01/14(水) 07:02 [編集]

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