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主に細幅鍵盤の事を、個人的な戯言を交えながら徒然なるままに書いているブログです。このブログの趣旨をまとめていますので、初めてお越しの方は、宜しければカテゴリ欄の「記事の概要」をご一読ください。
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鍵盤のサイズを選べるようにするため活動する国際的な運動 - PIANISTS FOR ALTERNATIVELY SIZED KEYBOARDS(和訳)
海外の方が作成した細幅鍵盤関連のサイトがいくつかあるのですが、その1つである、PASK - PIANISTS FOR ALTERNATIVELY SIZED KEYBOARDS(サイズの選べる鍵盤を支持するピアニスト)というサイトの内容を紹介させていただきます。
このページでは、そのサイトのトップページ、『What is PASK?』という項目の和訳を掲載しています。(訳がおかしいところはご愛嬌ということで・・・

※ この翻訳文の元となる英語サイトの更新に伴い、翻訳文も2018年9月6日に更新しました。




PIANISTS FOR ALTERNATIVELY SIZED KEYBOARDS
サイズの選べる鍵盤を支持するピアニスト
PASK_000

What is PASK?
PASKって何?

Narrower piano keys widen musical horizons for many!
縮小したピアノの鍵盤が多くの人の音楽の幅を広げます!

Clavier Companion(クラヴィエ・コンパニオン(鍵盤の友))誌(2015年9月/10月)の編集者、ピート・ジュートラス(Pete Jutras)氏より:
『細幅鍵盤がこの業界と音楽の世界にもたらす可能性にワクワクします。
この鍵盤があればピアニストが快適に演奏し、怪我が避けられる。すばらしいチャンスだと思います。
ピアニストが音色や芸術性にもっと焦点をあてて練習できるようになります。期待に胸が高鳴ります。』


PLEASE SIGN OUR PETITION!
私たちの請願書にご署名をお願いします!

Need piano keyboards that fit our hands | Online Petition
私たちの手に合うピアノの鍵盤が必要です | オンライン請願

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PASK_001
PASK_002

WHAT IS PASK?
PASKって何?

PASK - Pianists for Alternatively Sized Keyboards(サイズの選べる鍵盤を支持するピアニスト)とは、ピアノの鍵盤のサイズに関連する変更の実現に取り組む国際的な運動です。

具体的に言うと、PASKは新しいピアノの購入者が自由に選べるようにするため、3つの規格サイズのピアノの鍵盤の製造に着手するよう、アコースティックとデジタル両方のピアノメーカーを納得させることを目標としています。現在の『大きな』サイズに加えて、キーの幅が狭い2つのサイズを追加する必要があります。
私たちはまた、コンサート会場の支配人、学者、ピアノ教師、そしてピアノコンクールの主催者に、この人間工学に基づいて調整されたピアノの鍵盤(ESPK)が学生や演奏者にとって大きな利益があるということを納得させるよう努めています。

現在のピアノ鍵盤は1880年代以降に主流となりましたが、人口全般の身体的な能力を考えて設計されてはいません。
しかしながら、現在のサイズがすべての人に適していると見なされ、正しいものとされています。ですが実際にはそうではなく、年齢層を問わず全ての国籍の男性、女性、子供を考慮すると、恐らく大半のピアニストにとってキーが広過ぎています。

現在の鍵盤サイズおよびキーの幅は、手の大きな人たち、一般に平均か平均以上のスパンを持つ成人男性に適したものです。
しかしながら手の小さな人たちにとっては、今日のピアノは技術的な問題や学習時間が著しく増加することを意味しており、音楽的な表現を制限し、大量のクラシックピアノの曲目に触れるのを阻み、そして何よりも悪いことには、消耗させるような痛みや怪我を引き起こす可能性もあります。

次の簡単な例えが真意を説明する良い例となります。
運動競技のレースで、全ての人が、どんなに大きくても背が高くても同じサイズの靴を履かなければならなかったり、女性アスリートが男性と同じサイズの靴で走らなければならなかったり、子供たちが男性や女性と同じサイズの靴で走らなければならなかったりすれば、それは理にかなっているのでしょうか。

下の専門用語に関する注意(Notes on terminology)をご参照ください。


Goals and Strategies
目標と対策

PASKの長期目標は、現在の『大きな』DS6.5™の鍵盤だけでなく、DS5.5®(7/8)とDS6.0®(15/16)の、DS規格に準拠した3つの規格のサイズの鍵盤をアコースティックとデジタル両方のピアノで選択できるようにすることです。
その新しい選べるサイズが容易に入手できるよう、そしてピアノを学ぶ学生や教える教師、アマチュアやプロのピアニストに当然ながら認められる選択肢となるよう、それらが世界中で量産、販売される必要があります。

このようになるためには、メーカーからの供給を働き掛けるだけでなく、ピアノ界からの需要を高めることの両方に焦点を当てる必要があります。これらが持ちつ持たれつの関係にあるのは明らかです。

手の小さいピアニストは団結して声を上げてキーの幅が狭い鍵盤を使う権利を要求する必要があり、ピアノ教師、大学、音楽学校はその利点を認識する必要があり、コンクールやコンサート会場は鍵盤の選択肢を演奏者に提供しなくてはなりません。

世界中のピアノメーカーはアコースティックのグランドおよびアップライト・ピアノ、そしてデジタル・ピアノの鍵盤のサイズの選択肢を提供する必要があります。サイズが選べる鍵盤は現在のところ限られた供給源からしか入手できず、割高で、顧客が長く待つこともしばしばです。主要なピアノメーカーはこの課題に取り組む必要があります。
世界中の著名なピアニスト、学者、教師からの公的支援が変化を生み出す鍵となる要因です。

この目標を達成するためには以下の3つの主要な戦略が必要です。

  1. 手が小さい人たちのために縮小された鍵盤の利点に対する認識を高める。
  2. ピアニストが細幅鍵盤を使った演奏の違いを体験できる機会を作る。
  3. 変化に対する障壁と抵抗を打破する。


PASK structure and founders
PASKの構造および創立者

PASKは公式に設立された組織ではありませんが、共通の目標を目指して活動する人々のネットワークです。

活動の中心を担うPASKの創設者は以下の3名です。

オーストラリア、シドニーのエリカ・ブッカー氏(Ms. Erica Booker)
ニューサウスウェールズ州立音楽院(New South Wales Conservatorium of Music)(現: シドニー音楽院Sydney Conservatorium of Music))の卒業生。ピアニストで、ピアノ教師および鈴木ティーチャー・トレーナー。そして、サイズの選べるピアノ鍵盤の主唱者。
ericabookerpiano.com/

テキサス州、ダラスのキャロル・レオーネ博士(Dr. Carol Leone)
ダラスにある南メソジスト大学Southern Methodist University)メドウズ芸術学校(Meadows School of the Arts)で鍵盤楽器研究を担当。国際的に認められているパフォーミング・アーティストであり、教師、講師および作家。そして、ピアニストの健康を促進する人間工学的なピアノ鍵盤に関する世界をリードする研究者および提案者の1人。
www.carolleone.com

オーストラリア、メルボルンのロンダ・ボイル氏(Ms. Rhonda Boyle)
元政府政策アナリストおよび物理学、環境科学、都市計画の資格を持つ戦略プランナー。ピアニストで、独自に研究を行う。そして、手のサイズとピアノ演奏に関連する査読済みの論文の著者。
www.linkedin.com/pub/rhonda-boyle/30/931/352
ツイッター: Rhonda Boyle@smallpianokeys


この3人の創立者に、ピアノやキーボードメーカーとの金銭的な関係はありません。

このPASKのネットワークは徐々に拡大しており、現在世界中に、PASKの目標を支援し、変化を促すため積極的に取り組む多くの人たちがいます。

もしあなたがPASKの活動メンバーになりたい、あるいは進展状況を把握しておきたい場合は、Resources, Links and Getting involvedをご覧ください。

“PASK - Summary for teachers & pianists”と呼ばれる概要資料がこちらでダウンロード出来ます。

PDF
pask_pianist-teacher_hand-out__august_2017.pdf
Download File


Notes on terminology
専門用語に関する注意

ESPKErgonomically Scaled Piano Keyboard(人間工学的にスケーリングされたピアノ鍵盤))という用語は、現在の『標準的な』サイズ、即ち、オクターブで6.5インチ(約16.5 cm)のものよりも小さい鍵盤を指すときに、現在主に学界で使用されています。
文献の中には『reduced-size keyboard(サイズを縮小した鍵盤)』という用語を用いているものもあります。また、キーの幅が『標準的な』鍵盤の7/8に近い(ですが全く同じではない)ために、DS5.5®が『7/8鍵盤』と呼ばれることが多いことにも留意してください。同様に、DS6.0®もしばしば15/16鍵盤と呼ばれます。ESPKとは、他のサイズの鍵盤、即ち、DS規格に当てはまらないものも含む総称です。
『DS』という略称は、Donison-Steinbuhler(ドニソン - シュタインビューラー)を表しています。(Chris Donison(クリス・ドニソン)氏とDavid Steinbuhler(デイビッド・シュタインビューラー)氏は、北米を中心に、アコースティック・ピアノ用のキーの幅を狭くしたピアノ鍵盤の導入を先駆けて進めました。)
PASK運動では、『reduced size(サイズを縮小)』が88鍵盤よりも数が少ないという意味を含むことがあり得るため、混同を避けるために一般に『alternative sizes(サイズが選べる)』という用語を使用しています。

• Hand image - Getty Images




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