主に細幅鍵盤の事を、個人的な戯言を交えながら徒然なるままに書いているブログです。このブログの趣旨をまとめていますので、初めてお越しの方は、宜しければカテゴリ欄の「記事の概要」をご一読ください。
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09/12
ダブル鍵盤グランドピアノ - Type1
以前書いた記事でヤマハの二段式ピアノをご紹介しましたが、かの有名なスタインウェイにも二段鍵盤のグランドピアノがあるそうです。

スタインウェイの二段鍵盤グランドピアノもヤマハの二段式ピアノと同じく、昔造られたものが最近になって再建され、演奏可能になったとのことです。

この二段鍵盤グランドピアノ、今でこそスタインウェイ製の1台しか現存していないそうですが、かつてはベヒシュタインなどのヨーロッパのピアノメーカーも造っていたそうです。

ヤマハの二段式ピアノが子供の教育用に造られたのに対し、この二段鍵盤グランドピアノは、バッハ作曲のゴルトベルク変奏曲の中に、二段鍵盤を使って演奏することが指定されている曲があることから造られたようです。

そして1992年には、この二段鍵盤グランドピアノのために、ラリー・スィッツキーというオーストラリアの作曲家によって、“ファンタジア第10番~ムーア二重鍵盤ピアノのために”が作曲されています。

ピアニストのクリストファー・テイラー氏が、再建された二段鍵盤グランドピアノで演奏している動画があります。

Double Keyboard Piano with Chris Taylor

1928 WINIFRED CHRISTIE on BECHSTEIN MOOR DUPLEX GRAND PIANO J. S. Bach Toccata and Fugue

こちらは二段鍵盤の内部構造について説明している動画です。

Double manual piano documentary

この鍵盤の片側(弾き手の体格を考えたら下段)を細幅鍵盤に変換出来れば、教育用のグランドピアノとしての可能性も広げられそうな気がします。

ピアノが発明された当初はグランドピアノしか無く、そこから思考錯誤が重ねられ、スクエアピアノを経て、今あるアップライトピアノが誕生したという経緯から見ても、必要に応じてピアノの形状を変えることは昔からなされてきたことだと思います。
細幅鍵盤ピアノも、その延長線上にあるものではでしょうか。

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