主に細幅鍵盤の事を、個人的な戯言を交えながら徒然なるままに書いているブログです。このブログの趣旨をまとめていますので、初めてお越しの方は、宜しければカテゴリ欄の「記事の概要」をご一読ください。
09 * 2017/10 * 11
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
04/13
「音楽家の手」の専門医 酒井直隆医師
前回翻訳したSteinbuhler社のサイトの“Our Research”の記事に登場していました、酒井直隆医師に関する記事をいくつか見つけたので、まとめてご紹介させていただきます。

音楽家専門外来のご案内

宇都宮大学 工学部
酒井直隆 教授
工学と医学が融合した生体工学、医用工学、福祉工学の研究を行う


2007.08.29
PTNA(ピティナ)ピアノセミナー
第28回 酒井直隆先生 「手の痛みとピアノ奏法」


2008.2.21
YAMAHA音楽振興会
宇都宮大学 工学部 酒井直隆 教授 インタビュー


2012.01.31
医療新世紀 MEDICAL NEWS
痛みを招く手の酷使
楽器演奏で高頻度
音楽家外来で治療を



音楽家の手に関する書籍も出版していらっしゃるようですので、こちらもご紹介させていただきます。

ピアノを弾く手 ピアニストの手の障害から現代奏法まで
『ピアノを弾く手 ピアニストの手の障害から現代奏法まで』
著者:酒井直隆
出版社:音楽之友社; A5版
発売日:2012/9/21
単行本:120ページ
目次:
はじめに 手の痛みから現代ピアノ奏法へ
第1章: ピアニストの理想の手
第2章: 手のしくみとピアニストの手の障害
第3章: ピアノ機構の発展と奏法
第4章: 手の痛みから奏法の変革へ
おわりに ピアノ奏法はどこに向かうか
参考文献
あとがき


解決! 演奏家の手の悩み ピアノの症例を中心に
『解決!演奏家の手の悩み~ピアノの症例を中心に』
著者:酒井直隆
出版社:ハンナ
発売日:2012/5/19
単行本:88ページ
目次:
ケース1 腱鞘炎とバネ指
ケース2 肘の痛み
ケース3 手のひらの筋肉痛
ケース4 手の甲の痛み
コラム1 右手を失ったピアニストたち
ケース5 指先の痛み
ケース6 小指の関節痛
コラム2 ピアノの鍵盤幅は変えられないのか?
ケース7 指先の冷え
ケース8 手のしびれと肘部管症候群
ケース9 手根管症候群
ケース10 親指の関節症
コラム3 ショパンの知られざる遺作-ピアノ奏法書
ケース11 腰痛
ケース12 五十肩
ケース13 肩こり
コラム4 病と闘う-あるピアニストの生涯
ケース14 ジストニア
ケース15 ジストニア
ケース16 ジストニア
コラム5 ヘラクレスとスーパー・レディ-ある超人的師弟
ケース17 ガングリオン
ケース18 突き指の応急処置
ケース19 やけどの応急処置
まとめ 演奏家の手の故障のあれこれ

↑ 目次を見ると、鍵盤の幅についても触れられているみたいですね。


音楽家の手 臨床ガイド
『音楽家の手 臨床ガイド』
編著:イアン・ウィンスパー/クリストファー B ウィン・ペリー
監訳:酒井直隆/根本孝一
出版社:協同医書出版社
発売日:2006/04
単行本:210ページ
目次:
第1章 音楽家の概説
第2章 音楽家の手と腕の痛み
第3章 インターフェイス
第4章 誤用と使い過ぎ
第5章 外科的評価:落とし穴の避け方
第6章 手術の適用,計画,手技
第7章 具体的な疾患
第8章 デュピュイトラン拘縮
第9章 絞扼性神経障害
第10章 音楽家の外傷に対する特別な外科的治療
第11章 セラピストの役割
第12章 特異的な外科的疾患
第13章 楽器のインターフェイスの調整
第14章 ジストニア
第15章 音楽家の気質
第16章 演奏心理学と音楽家の手
第17章 薬物と舞台恐怖症
第18章 楽器演奏と重度変形の手
[付録]熱可塑性プラスチック・スプリント素材 用語解説


ピアニストの手 障害とピアノ奏法
『ピアニストの手 障害とピアノ奏法』
著者:酒井直隆
出版社:ムジカノーヴァ; A5版
発売日:1998/5/1
単行本(ソフトカバー):110ページ
目次:
第1章 シューマンの手の障害
第2章 100年前に報告されたピアニストの障害
第3章 指の独立性を高めるための手術
第4章 手の構造とピアノ演奏
第5章 こどもの手の発育と早期教育
第6章 ピアノ奏法理論の歴史
第7章 ホロヴィッツの不思議な奏法
第8章 左手の機能の話
第9章 私の経験から


ピアニストの手の障害について詳しく知ることで、今のピアノの問題が見えるようになると思いますし、鍵盤幅を細くする必要性も感じて頂けるのではないかと思います。

元々現在のピアノの鍵盤より細い鍵盤で作曲された曲を、太くなった鍵盤で当たり前のように弾くことを要求する現在のピアノ教育の矛盾。
尚且つ、細い鍵盤で男性が作曲した曲を、男性よりも相対的に手が小さい女性に太い鍵盤で弾かせる理不尽さ。
それに伴う深刻な手の疾患。

歴史的・医学的に見て、細幅鍵盤を否定する理由が何かあるでしょうか?
ピアノを弾く全ての人の手の健康と、ピアノ界の未来の為にも、そろそろ鍵盤幅を見直す時期に来ているような気がします。

にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ
にほんブログ村

ピアノ ブログランキングへ
スポンサーサイト
コメント

管理者にだけ表示を許可する
 

トラックバック
トラックバック URL

Copyright © 2017 細幅鍵盤随想記|ピアノと鍵盤と、時々、戯言.
all rights reserved.