主に細幅鍵盤の事を、個人的な戯言を交えながら徒然なるままに書いているブログです。このブログの趣旨をまとめていますので、初めてお越しの方は、宜しければカテゴリ欄の「記事の概要」をご一読ください。
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04/11
Steinbuhler社の記事 第2弾☆Part3
前回の記事の翻訳から、気が付けばもう4ヵ月以上も経ってしまいました
多忙だったのが少し落ち着いてきたので、ようやく次の翻訳作業に取り掛かれました。
前回がどんな内容だったか忘れてしまったという方も多いかとは思いますが(私もそうです)、翻訳がある程度終わったら、読み返しやすいようにまとめてみるつもりです。

それでは今回の翻訳は、“Our Research”の、『Discussion』の内容です。

今までの分もそうですが、今回の翻訳も、英語が得意でない私にとっては難関が多くて、所々おかしな文面になってしまいました
とりあえず内容の意味は伝わるかと思いますので、拙い訳文ではありますが、これもご愛嬌ということで…



『Discussion』

彼らが一旦「彼らの区間」に合ったサイズを使い始めると、鍵盤サイズの小さな変化が、ピアニストにとってあまり重要ではなかったと述べるのが面白かったです。
例えば、私達は(全体幅が)46.37インチ(117.78cm)の鍵盤を造りました。すると、平均的な手の男性はほとんど違いに気がつきませんが、小さな手のピアニストはすぐに軽減に気がつきます。
規格のための正確なサイズは、そんなに重要ではありませんでした。

私達は従来の鍵盤より大きい鍵盤を提案しましたが、ピアニストはそれを試すことを要求しませんでした。
大きい従来のサイズが既に存在しているという事実を考えると、すべての大人のピアニストの為の最適なサイズを殆ど提供しているという確信を、私達は感じます。
小さな子供に関しては、次いでもう一つ小さくした鍵盤を加えました。

大人達に焦点を合わせて手の親指と小指とを張った長さを、鍵盤サイズと関連づけている私達の観察の全てが以下の図にまとめられています。
指の太さと個人的な好みの違いを見込む、3つの重なり合うゾーンに鍵盤が分けられていることに注目してください。
何人かのピアニストがカスタムメイドの鍵盤を購入しましたが、これら3つの推奨規格より多くのものを無理に持つ必要はありません。
想像できるように、競争の場を公平にするのに最も必要なものは、7/8-DS規格鍵盤です。

HandSizeChart
(※大きい画像がこちらにあります)

このチャートの親指と小指とを張った長さのデータは、2004年のMTNA(Music Teachers National Association)全国大会で集められました。

私達が選んだサイズと名称には美点があります。

■オクターブを定義し、そして、ピアノでそれを測定するための非常に正確な方法を提供しました。
オクターブの計測を参照)現在のピアノの計測で、私達はそれらのオクターブが6.46インチ(約16.41cm)から6.54インチ(約16.61cm)までの小さな範囲で異なることが分かりました。そして、大部分のメーカーが、丁度6.5インチ(16.51cm)に非常に近いオクターブサイズに引き寄せられました。

■全てが同じ変化の割合なので、私達の鍵盤サイズ間のジャンプは快適です。
DS規格鍵盤比率を参照)15/16-DS規格鍵盤は、正確に6インチ(15.24cm)の1オクターブを持ちます。そして、中間のサイズであることは「一般的」と見なされます。

■ピアニストは、従来の鍵盤による7度音程の演奏は、7/8-DS規格鍵盤上ではオクターブのサイズを感じることができます。

■名称が15/16と、7/8と、3/4であると考えてください。
名称には、サイズ間の私たちの比率がありませんが、それらはほぼ実サイズです。そしてパターンに注目してください。
15/16は16/16より1つ少ないです。7/8は8/8より1つ少ないです。そして、3/4は4/4より1つ少ないです。また、4から8へ置き換えると、3/4は6/8になります。そして、1を加えると、7/8が出来ます。
同様に、8から16に置き換えると、7/8は14/16になります。そして、1を加えると、15/16が出来ます。
このすべてに美的に満足しています。

今日、ピアノの世界には、深い差別とひどい医学問題を引き起こしているフリーサイズ心理があります。
もしあなたが、どんなサイズの鍵盤を必要とするかについてピアニストに尋ねるなら、彼らはこのフリーサイズの世界で人生を過ごしたので、混乱し、分かりません。
ピアニストが、鍵盤サイズの全種類にどのように応じるかを見るという私達の経験のために、私達はこの素晴らしいセットの規格を提供できます。それはバイオリンの世界で、より小さな楽器を演奏しなければならないという不利無しで、様々なサイズを提供するという考えと似ています。
より小さな鍵盤は、すべての現代の有力なピアノに適合しました。
ピアニストの手のサイズにかかわらず、現代のピアノにおいて利用可能なパワー、容易さ、および芸術性は、今、彼女の手の届くところにあります。



ネットの世界でも、場所によっては細幅鍵盤を認めるべきか否かについての論争が起きたりしているくらい、現在のピアノの鍵盤幅に拘る風潮がありますが、そんな風潮を一喝してしまうような内容でしたね。

それにしても今回の内容で一番興味深かったのは、細幅鍵盤とは逆の発想、従来の鍵盤より大きい鍵盤を提案したという件でした。
細幅鍵盤の話題が出ると決まって引き合いに出される大きい鍵盤という考え方ですが、日本人よりも手の大きい人が多いはずのアメリカ人の中でも、更に大きい鍵盤を弾きたいという要望が出なかったというのはとても意外でした。

現在の鍵盤のサイズが、大柄な欧米人男性の手の大きさに合わせられたサイズだという説も、強ち間違いではないのかもしれませんね。

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