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手の大きさに関する調査 - ALTERNATIVELY SIZED PIANO KEYBOARDS(和訳)

このページでは、細幅鍵盤関連の英語サイト、ALTERNATIVELY SIZED PIANO KEYBOARDSのメニューの『Pianists’ hand spans』の中にある、Hand span data – recent Australian studyという項目の和訳を掲載しています。

※ この翻訳文の元となる英語サイトの再編に伴い、和訳文も2019年6月16日に再編しました。



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Hand span data - recent Australian study
- 手のスパンのデータ - 近年のオーストラリアの研究



The Australian study - オーストラリアの研究

オーストラリアのピアニストを中心とした近年の研究で、手の幅(スパン)やその他のデータが収集されました。オーストラリア・ピアノ教育学会議で2015年12月に発表されたBoyle, Boyle & Booker(ボイル、ボイル & ブッカー)による論文に、その結果が記載されています。(http://www.appca.com.au/proceedings/
いくつかの重要な結果が以下に示されています。概要資料をダウンロードすることもできます。
http://smallpianokeyboards.org/wp-content/uploads/2019/02/NCKP-Hand-span-data-Statistics-Summary-2015-1.pdf
473人の成人のピアニストの手のスパンのデータの分析には、性別および人種の違い、手のスパンとピアニストの『評価のレベル』との比較、およびビジネスコースを受講している大学生(即ち、大部分がピアノを弾かない人たち)の独立した研究との比較の推定値が含まれています。
結果は、ピアニストとピアニスト以外の人たちを対象とした先行研究とも比較されました。
参照: Earlier hand span studies/過去の手のスパンの調査報告

2つの手のスパン測定値、すなわち両手の親指から小指(1-5)および人差し指から小指(2-5)の有効なスパン(平らに手を広げた最大値)が集められました。
手のスパンに関する詳細は、Measuring hand spans手のスパンの測定をご参照下さい。


Gender differences - 男女差

下の図は、親指から小指のスパンにおける、おおよそ1インチ(2.5cm)の顕著な男女差を示しています。
この研究によると、男性の平均の親指から小指のスパンは8.9インチ(22.6cm)女性は7.9インチ(20.1cm)で、5%レベルで統計的に有意な差があります。左側の頂点が高いのは、サンプル中の女性ピアニストの割合が高いことを示しており、男女比は約2:1です。
また、女性の平均に満たないスパンを持つ男性はごくわずかな割合(この研究では2%)しかおらず、男性の平均より大きいスパンを持つ女性もごくわずかな割合(2.9%)しかいないこともわかります。
下の表は、1-5(親指から小指)のスパンと2-5(人差し指から小指)のスパンの両方の基本的な集約尺度を示しています。2-5(人差し指から小指)のスパンのおおよそ0.5インチ(1.27cm)の男女差も統計的に有意です。

ASPK_007

ASPK_008


Ethnic differences - 人種差

これは、知られている限りの最初のピアニストの手のスパンの人種差を分析する研究です。
オーストラリアの研究に参加した473人のピアニストのうち、456人はアジア系か、あるいは白色人種の血統として分類され、残りの17人の混合または他の系統はこの分析から除外されました。
下の表は、1-5(親指から小指)のスパンの結果をまとめたものです。
この調査に基づくと、白人男性のスパンはアジア人男性のものより0.3インチ(約8mm)大きく、そして白人女性のスパンはアジア人女性のものより0.2インチ(約5mm)大きいということです。2-5(人差し指から小指)のスパンの分析では、男性にも女性にも統計的に有意な人種差は見られません。

注目すべき点は、この研究に基づくと、1-5(親指から小指)のスパンの人種差(約4分の1インチ(0.6 cm))が、全体の男女差の1インチ(2.54cm)よりはるかに小さいということです。白色人種とアジア人が別々に分析された場合、同様の男女差は一目瞭然です。
1-5(親指から小指)のスパンの人種差はすべて統計的に有意です。

ASPK_009


Hand span versus 'Level of acclaim'
- 手のスパンと『評価のレベル』との比較

オーストラリアの調査対象のピアニストが、演奏家としての成功に基づく『評価のレベル』によって分類されました。
広範な曲目にわたる成功を収めた長期のソロ演奏の経歴、および主要な国際コンクールでの成功の、両方またはいずれか一方に基づく『国際的な』知名度を持つ12人のピアニストがいます(一部、他国から訪問した演奏家を含む)。さらに『国内で』有名な51人が、主に本国での(必ずしもそのような広範囲な曲目にわたるわけではない)ソリスト、室内演奏者、または伴奏者としての長期公演の経歴や、または主要な国内コンクールのどちらか一方での成功に基づいて識別されました。残りすべてのピアニストは『地域的/アマチュア』として分類されました。

下は、2004年にディビッド・シュタインビューラー氏によって作成されたものと同様に、オーストラリアの調査におけるすべての成人ピアニストの有効な1-5(親指から小指)の右手のスパンの寸法の図表です。
Earlier Hand Span Studies/過去の手のスパンの調査報告を参照。)
男女差を浮き彫りにしているだけでなく、それら『国際的な』および『国内での』評価を受けるピアニストを示しています。これは、『国際的な知名度を持つピアニスト』すべてのスパンが8.8インチ(約22.4cm)かそれ以上であること、そして、女性の平均である7.9インチ(約20cm)を下回るスパンの『国内で有名なピアニスト』もほとんどいないことを示しています。

ASPK_010

この表は、これら3つの『評価のレベル』のグループの手のスパンをまとめたものです。
その差は5%レベルで統計的に有意です。
また、2-5(人差し指から小指)のスパンを見た場合にも顕著な差が明らかとなっています。

ASPK_012

男女差で見ると、下のグラフは3つの『評価のレベル』のグループのそれぞれにおける男性と女性の相対的な比率を比較しています。

ASPK_011


Children's hand spans - 子供の手のスパン

これと同じオーストラリアの研究では、6歳から17歳までの49人の子供や10代の若者からも手のスパンのデータが集められました。
グラフからわかるように、彼らの1-5(親指から小指)の手のスパンは、5.8インチ(14.7 cm)から9.2インチ(23.4 cm)までの広い範囲に及んでいました。予想通り、年長の子供たちがより大きなスパンを持つ傾向がありました。
この小さな標本は予想される別のパターンも示しており、つまり、年齢段階が上がるにつれて、手のスパンのばらつきが広がっています。各年齢群の手のスパンは、女児と男児に分けられた場合、ほぼ正規分布になると考えられます。

ASPK_004




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子供の頃にピアノを習い始めたものの手が小さくてすぐに挫折(^_^;)
成人してから再びピアノを習った、気ままに弾くだけの趣味のピアノ弾きです♪

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