主に細幅鍵盤の事を、個人的な戯言を交えながら徒然なるままに書いているブログです。このブログの趣旨をまとめていますので、初めてお越しの方は、宜しければカテゴリ欄の「記事の概要」をご一読ください。
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09/30
楽器見聞録 ~浜松市楽器博物館編~
浜松市楽器博物館・・・少し前からかなり気になっていたところです。と言うのも、ここで例のあのピアノに会えるかもしれないので・・・そう、あの“超レアなヤマハ二段式ピアノ”に!

かなり前になりますが、この二段式ピアノについて書いたことがあります。

75年前の超レアピアノ復元!
http://littlehands782.blog.fc2.com/blog-entry-25.html


この二段式ピアノ、標準鍵盤の下から引き出しのように細幅鍵盤が出てくるという何とも不思議なもので、当時は子供の教育用として造られたそうです。
このピアノを75年という時を経てヤマハピアノサービス大阪センターが復元したとのことで、その動画が公開されていました・・・が、今は残念ながら削除されています
動画では実際に演奏している様子を見ることができたのですが、下の細幅鍵盤が上の標準鍵盤と連動して動いていました。一体どんな構造になっているんでしょうね。

このピアノの、復元ではなく当時のもの(昭和12年製)を所有されていた方のブログ記事がありますので、こちらをご紹介させていただきます。細幅鍵盤部分を引き出したり引っ込めたりしている写真が掲載されていますよ。

http://8107.teacup.com/hosohaba/bbs/60

このピアノを見せて(試弾させて)頂くために、細幅鍵盤を支持する方の1人が今年の7月にこの大阪センターへ足を運ばれたそうです。
ですが、残念なことに既にそこには無く、浜松市楽器博物館のリニューアルの際にオファーがあり、お譲りになったとのこと。

というわけで、先日、ついに行ってきました~♪♪♪
JR浜松駅のホームに降り、コンコースまでの通路を進んでいくと、さすがは楽器のまち!ヤマハとカワイの展示スペースがあって(しかも向かい合わせ)、ヤマハには管楽器、カワイにはグランドピアノが2台置かれていました。しかもそのうち1台はX Japanのヨシキさんご愛用のものと同じクリスタルグランドピアノでした!(写真撮り忘れました

楽器博物館は、JR浜松駅から早足で5分ほどのところにあります。
建物の窓にでっかく










と書いてあるのですぐ分かりました。
受付では荷物を預かってもらえます。

館内には珍しい楽器がたくさん展示されていたのですが、この日はこの後に他の予定が入っていたのであまり時間が無く、鍵盤楽器をメインに見ることにしました。
出入口を入ってすぐ目の前の階段を下りると鍵盤楽器のコーナーがあるのですが、下りてすぐのホールに、なんともう1つの“例のあのピアノ”、プレイエルのダブルグランドピアノ(デュオ・ピアノ)が鎮座ましましていました!

このピアノについても以前書いたことがあります。

ダブル鍵盤グランドピアノ - Type2
http://littlehands782.blog.fc2.com/blog-entry-35.html


大興奮で写真を撮りました(館内撮影OKです)

※画像をクリックすると大きく表示されます。
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鍵盤楽器のコーナーにはピアノ含め珍しい鍵盤楽器がたくさん展示されていて、とても時間が足りなかったくらいでした。
ですので、一部だけご紹介させて頂きます。

※画像をクリックすると大きく表示されます。
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もはや鍵盤が無くて棒で直接弦を叩くらしい。
これも鍵盤楽器の歴史の一部ということか・・・
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ショルダーキーボードの原型???
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いつの時代もピアノの持ち運びが課題・・・
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ぼけててすみません
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(当然ですが)展示品には手を触れてはいけないので、鍵盤の上に手をかざしてみてだいたいの幅を見てきました。(定規を持ってきていなかったのが残念)

1台1台職人さんによって手作りされたような1800年代くらいまでのピアノだと、鍵盤の大きさはどれも少しずつ違っていて、特に(上にも写真を掲載していますが)この19世紀中期のエールバー(ウィーン)のピアノなどは、私の手(スパン17.5 cm)でも10度くらいまで届きそうに見えるくらい小さな鍵盤でした。

※画像をクリックすると大きく表示されます。
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ピアノ自体も全体的にとても小さくて、一見するとおもちゃのような印象でしたが、中を覗くとちゃんとグランドピアノでした。(もちろん、ストレート・ストリングスです)
もしかすると、昔は手の小さな子供(女性も?)はこういったピアノで弾いていたのかも・・・小さな少年モーツァルトもこういうので練習していたりして・・・と勝手に妄想。

それ以降の現代のピアノとあまり外観が変わらなくなってきたあたりで、鍵盤の大きさも現代のピアノと同じくらいになっていました。

写真をご覧になればお分かりのように、(他の楽器もそうかもしれませんが)ピアノの歴史は研究と実験の繰り返しの歴史とも言えるほどバラエティ豊かですね。
もうこうなると、鍵盤の大きさなんて本当に取るに足らない問題のように思えてきます。鍵盤が多少違うことなんて全く気にならないくらい他の要素の違いの方が凄いです。

今度は時間をたっぷりとってじっくり見に来たいと思います。
浜松市楽器博物館、一見の価値ありですよ

ちなみに記事の冒頭で触れた二段式ピアノですが、残念ながら展示室にはありませんでした。
職員の方にも聞いてみたのですが、収蔵品に関しては学芸員の方しか分からないらしく、そのときは学芸員の方もいらっしゃらなくて詳しく聞くことは出来ませんでしたが、多分収蔵庫にあるのでしょう。
とても珍しいものなので、ひょっとすると研究をされているのかもしれませんね。

「楽器見聞録 ~ローランド・ミュージアム編~」へ続く・・・


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コメント

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[] 2017/10/02(月) 21:47 [編集]

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[] 2017/10/02(月) 21:56 [編集]

2017/10/02(月)の投稿者様
コメントありがとうございます。
後ほどそちらへメールさせていただきます。
LittleHands [URL] 2017/10/03(火) 09:43 [編集]

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[] 2017/10/07(土) 15:52 [編集]

2017/10/07(土) 15:52の投稿者様
コメントありがとうございます。
返事が遅くなってすみません。

現在ちょっと多忙にしております。
数日中には改めてメールにてお返事をさせていただきますので、少々お待ちください。
LittleHands [URL] 2017/10/09(月) 01:12 [編集]

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[] 2017/10/13(金) 21:44 [編集]

2017/10/13(金) 21:44の投稿者様
コメントいただきありがとうございます。
後ほどメールにてお返事させて頂きますので、少々お待ちください。
LittleHands [URL] 2017/10/14(土) 12:53 [編集]

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