主に細幅鍵盤の事を、個人的な戯言を交えながら徒然なるままに書いているブログです。このブログの趣旨をまとめていますので、初めてお越しの方は、宜しければカテゴリ欄の「記事の概要」をご一読ください。
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01/13
ベートーベンが使っていたピアノの特徴
今年に入ってすぐにオーストラリアの支持者の方から、ベートーベンのピアノの複製を見る機会があったとの報告が入ってきました。
そのピアノは1804年のベートーベンのピアノを複製したもので、一昨年にこのブログでも紹介しましたダニエル・バレンボイム氏の最新型のピアノを作製したクリス・メーン氏によって、つい最近メルボルン大学のために作製されたものだそうです。
バレンボイムのピアノについてはこちらをご参照ください。弦の張り方の点がベートーベンのピアノと共通しているので、音色の特徴などはご参考になるかと思います。

『この100年のピアノの歴史にダニエル・バレンボイム氏が新風を吹き込みました!』
http://littlehands782.blog.fc2.com/blog-entry-88.html
『ダニエル・バレンボイム氏開発の「新方式のピアノ」について』
http://littlehands782.blog.fc2.com/blog-entry-111.html


ベートーベンのピアノの特徴が以下のように報告されています。

鍵盤の幅:
  • オクターブ(鍵盤7個分)で約6.25インチ(158.75mm)。
※ 現在の一般的なピアノの鍵盤幅は約165mm。

黒鍵の特徴:
  • 白鍵の幅の割には細くなっている(現在の鍵盤より黒鍵幅の割合が白鍵幅の割合に対して小さい)ように見える。
  • 前框に向かって傾斜している。
※ 画像を参照

TASK_000

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弦の特徴:
  • バレンボイム氏の最新型ピアノと同様に、交差することなく真っ直ぐ並行に張られている(ストレート・ストリングス)。
※ 画像を参照

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ペダルの特徴:
※ 詳しくはこちらの記事を参照→http://www.piano.or.jp/enc/fb/view/180/
※ 当時は、演奏者の殆どが普段は家で弾く女性だったため、男性の演奏者はペダルを踏めるようにするためにつま先の尖った靴を履かなければならなかったとのこと。

TASK_004



細幅鍵盤に関して度々聞こえてくるのが、“鍵盤が細くなると、鍵盤と鍵盤の間(特に黒鍵と黒鍵の間)に指が挟まる(若しくは入らなくなる)のでは?”といった声です。
そしてこういった声に対してまさに、“黒鍵幅を細くして黒鍵の間の幅を確保すれば良いのでは?”とのご意見も頂いたことがありました。
ただそのご意見を聞いたときは、白鍵幅と黒鍵幅の割合が変わることで弾きにくくなったりしないだろうかと懸念していたのですが、ベートーベンのピアノの黒鍵幅が現在の割合より小さくて問題なかったのであれば、この方法である程度解決できそうですね!


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01/03
今年もよろしくお願いいたします!
(遅くなりましたが)皆さま、明けましておめでとうございます

このブログもついに5年目に突入致しました。
ここまで続けてこられたのも、応援してくださる方々、情報提供をしてくださる方々、そして読んでくださる皆さま方がいてくださればこそと感謝しております。

細幅鍵盤は海外(主にアメリカとオーストラリア)で進展している事ですので、その情報のほとんどが英語で、どうしても翻訳する必要に迫られてしまいます。
元々英語は得意ではありませんので、訳すのにも時間がかかりますし、訳もあまり上手くありませんが、今年も昨年のようにゆるりと、そしてたま~に休憩して細幅関連以外のことも書いていけたらと思っております。
こんな感じですが、今後ともよろしくお願いいたします。

末筆ながら、皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。

Copyright © 2017 細幅鍵盤随想記|ピアノと鍵盤と、時々、戯言.
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