主に細幅鍵盤の事を、個人的な戯言を交えながら徒然なるままに書いているブログです。このブログの趣旨をまとめていますので、初めてお越しの方は、宜しければカテゴリ欄の「記事の概要」をご一読ください。
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細幅鍵盤に関する記事が掲載された出版物 - ALTERNATIVELY SIZED PIANO KEYBOARDS (和訳)
2016年の終わり頃に、細幅鍵盤関連の英語サイト、ALTERNATIVELY SIZED PIANO KEYBOARDS内が大幅に編成し直されました。
それに伴い、このブログでもこの英語サイトの和訳記事の内容を編成し直しています。
そのため項目があちこち移動していますが、内容自体は以前とあまり変わりませんので、何卒ご了承ください。

このページでは、英語サイトのメニューの"Resources and links"からスライドして出てくる『Recent publications』という項目の和訳記事を掲載しています。

※ この翻訳文の元となる英語サイトの更新に伴い、翻訳文も2017年4月13日に更新しました。




Resources and links
リソース(供給源)およびリンク

Recent publications
最新の出版物


Leone, C.(レオーネ・C)(2016年)
Personal Touch.(人間的な接触(個人の流儀)。)
International Piano, UK, January-February 2017.(インターナショナル・ピアノ、英国、2017年1月~2月。)
(下記をコピーしてください。)

Boyle, R., Boyle, R. & Booker, E.(ボイル・R、ボイル・R & ブッカー・E)(2017年)
Narrower Keyboards for Larger Hands.(大きな手にとっては幅の狭い鍵盤)
Readers' Letters, Pianist. UK, January.(リーダーズレター、ピアニスト、英国、1月)
(下記をコピーしてください。)

キャロル・レオーネ博士(ダラスの南メソジスト大学、メドウズ芸術学校の鍵盤学科長)は、2015年の間に権威ある学術誌に2つの記事を発表しています。

Leone, C.(レオーネ・C)(2015年)
Ergonomic Keyboards: Size does Matter.(人間工学に基づく鍵盤: サイズが重要(問題)である。)
Piano Professional, EPTA (UK), Summer.(ピアノ・プロフェッショナル、European piano teachers association - ヨーロッパ・ピアノ教師協会、夏季。)
http://www.carolleone.com/ergonomic-keyboards/

Leone, C.(レオーネ・C)(2015年)
Size is Key.(サイズが解決の鍵である。)
Clavier Companion, Frances Clark Center for Keyboard Pedagogy, USA, September/October.(クラヴィエ・コンパニオン、鍵盤教育学フランシス・クラーク・センター、アメリカ、9月/10月。)
http://www.cicadabay.com/pianos
ここでは記事のコピーも見つかるでしょう。

Boyle, R., Boyle, R. & Booker, E.(ボイル・R、ボイル・R & ブッカー・E)(2015年)
Pianist Hand Spans: Gender and Ethnic Differences and Implications for Piano Playing.(ピアニストの手のスパン: ピアノの演奏に対する性別や人種の差と影響。)
Proceedings of the 12th Australasian Piano Pedagogy Conference, Beyond the Black and White, Melbourne, July 2015.(第12回オーストラレーシア・ピアノ教育学会議の議事録、白黒(二者択一)の域を越えて、メルボルン、2015年7月。)
http://www.appca.com.au/2015proceedings.php

ピアノの設計に関する専門的な記事については次のページをご参照ください。
Manufacturers and technicians' networkメーカーと技術者のネットワーク

2016年9月にレイキャビクで開催されたEPTA会議で発表されたポスター論文、『The 'Standard' Piano Keyboard - Too Big for Too Many(あまりにも多くの人にとって大きすぎる『標準』のピアノ鍵盤)』がここでダウンロードでき、あらゆる場所で使うことが出来ます。A0サイズのカラーで印刷する必要があります。

PDF
epta_poster_2016.pdf
Download File


PDF
int_piano_jan_2017.pdf
Download File


PDF
letter_to_pianist_magazine
_jan_2017.pdf

Download File





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02/16
ダニエル・バレンボイム氏開発の「新方式のピアノ」について
アルゼンチン出身のユダヤ人ピアニストで指揮者のダニエル・バレンボイム氏が、ベルギーの楽器製作者のクリス・メーン氏と共に新方式のピアノを開発し、このピアノが昨年の5月26日にロンドンのロイヤル・フェスティバル・ホールでお披露目されました。
このニュースについて以前記事を書きました(http://littlehands782.blog.fc2.com/blog-entry-88.html)が、先日このピアノの音について詳しく触れられている記事を見つけたので紹介させていただきます。

バレンボイム・メーン・スタインウェイ(執筆者:岡田安樹浩)

この記事の中でも紹介されている動画ですが、確か私がブログの記事を書いた時点では、ニュースを伝える音声が被さっていて肝心のピアノの音がほとんど聞こえなくなっていたかと思います。
それが今回久しぶりに動画を見てみると、音声が省かれてピアノの音がちゃんと聞けるようになっていました。

確かに一音一音の輪郭がとてもくっきりしていますね。
記事の中では、弦が交差して張られ、共鳴音が混ざってしまう現在のピアノの音に慣れてしまった耳だと、このクリアな響きは「音がキツすぎる」と感じてしまうとありますね。
ただ私の個人的な感想としては、共鳴音が混ざらない音の方が本来のピアノの音という感じがしますし、何よりモーツァルトやベートーヴェンやショパンが聞いていた音色に近いのかと思うと何となく感慨深いものがあります。(あくまでも私見です。)

あと、この記事の中で特に興味深かったのは、「演奏者が感じているよりも遠くでより豊かに音が鳴り響く」という点です。音がクリアな分、遠くまで真っ直ぐに音が届くのかもしれません。
“昔のピアノは今のピアノよりも音がずっと小さかった”と言われていますね。確かに造りの違いから音が小さかったこと自体は間違いないと思いますが、“演奏者にはあまり音が響いていないように感じられても、少し離れて聴く人には十分に鳴っている”となると、「音が小さい」という感想を果たして誰が言ったのか?というのが気になりました。演奏した人やすぐ近くで聞いた人が言ったのだとしたら、もしかすると離れたところで聞いていればまた違う感想になったかも・・・?

“この楽器の製作と公表を通じて、ピアノの音色や響きに対して感覚が麻痺している私たちの耳へ警鐘を鳴らすと同時に、固定化された構造に対して何の疑問も持たなかった音楽家たちに問いかけているのではないだろうか。「何もしなくてよいのか?」と。”

この最後の一文は辛辣ですね~
世の中の殆どの人が今のピアノ以外は見たことが無いですし、この状況で今のピアノに疑問を持つ方が難しいですよね。
ですが、“音楽”はこれからもずっと続いていくもの、未来に繋げていくものではないかと思います。
音楽に携わっていらっしゃる方々には、ご自身が音楽にどう貢献していけるか、後世に何を伝えていくのかということを今一度考えていただけたら・・・と思っています。


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