主に細幅鍵盤の事を、個人的な戯言を交えながら徒然なるままに書いているブログです。このブログの趣旨をまとめていますので、初めてお越しの方は、宜しければカテゴリ欄の「記事の概要」をご一読ください。
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06/23
細幅鍵盤が選択できる国際ピアノコンクールが今年も開催されました!
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前々回の記事でご紹介しましたように、細幅鍵盤が選択できるコンクールに、来年から新たにクレショフ国際ピアノ・フェスティバルおよびコンクール(Kuleshov International Piano Festival and Competition)というコンクールが加わることになりましたが、その先駆けとも言えるコンクール、DCS(Dallas Chamber Symphony - ダラス室内交響楽団)国際ピアノコンクールが、今年の3月11~14日にアメリカのテキサス州、ダラスで開催されました。

今年の審査員は、ディビッド・コレヴァーさん、マリーナ・ロマゾフさん、ラン・ダンクさんです。

Meet the Jury 2015


かなりの盛況だったようですね。
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こちらはDCS国際ピアノコンクールのトロフィー。
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最終選考進出者を待っている間に振舞われた軽食。
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マスタークラスでは南メソジスト大学の教授の方々の指導が受けられるようで、こちらはホアキン・アシュカロ氏の指導の様子。
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昨年も参加者の中に何人か細幅鍵盤を選ばれた方がいらっしゃったそうですが、今年は細幅鍵盤で演奏された方が3位に入賞されたそうです!
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アンナ・アラジーさんという方だそうで、DS6.0(15/16)鍵盤を使われたそうですが、アラジーさんはコンクールの1次選考の前日に初めて15/16鍵盤に触られたのだそうです。
アラジーさんが今回のコンクールで、プロコフィエフピアノ協奏曲第1番を演奏している様子の動画が公開されています。



この動画の説明の翻訳文です。



Anna Arazi - Prokofiev Piano Concerto No 1, Dallas, March 2015
アンナ・アラジー - プロコフィエフ ピアノ協奏曲第1番、ダラス、2015年3月

この素晴らしい演奏は、ダラス室内交響楽団国際ピアノコンクールで、(15/16の差をつけた狭いキーを持つ)DS6.0鍵盤によるものです。
ダラスに到着する前、アンナの練習は標準サイズの鍵盤によるものでしたが、彼女の意思は、出場者が利用できるスタインビューラーの鍵盤の狭いキーで演奏することでした。
DS6.0による彼女の始めての経験は、3月11日の水曜日でした。この演奏は、その翌日の1次選考に迫っています!
彼女のこの悪魔のように難しい作品が示す、通常の痛みや緊張を感じることなく、彼女は狭い鍵盤にすでに順応していました。
最終的に、彼女は3位に入賞しました!




他の方々と並んでいるところを見る限りでは、割と小柄な方のようですね。
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来年には、このDCS国際ピアノコンクールのほかにクレショフ国際ピアノコンクールも加わって、細幅鍵盤の普及に益々勢いがつきそうですね!

昨年のコンクールの様子にご興味のある方はこちらをご参照ください。

ピアノコンクールで細幅鍵盤を使用している様子と、鍵盤を交換する様子を撮影した動画


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06/16
細幅鍵盤の使用を認めるピアノコンクールがもう1つ増えます!
英文サイトの翻訳やら他のニュースやらに感けているうちに、今年のDCS国際ピアノコンクールの報告をするのをすっかり忘れていましたこれについてはまた後日記事を書こうと思います。
今回は、細幅鍵盤普及の大きな足がかりとなるかもしれないニュースが飛び込んできたので、先にそちらをお知らせします。

DCS国際ピアノコンクールに続いて、来年より新たにもう1つ、細幅鍵盤の使用を認めるコンクールが開催されることになったそうです!
Kuleshov International Piano Festival and Competition(クレショフ国際ピアノ・フェスティバルおよびコンクール)というコンクールだそうで、こちらがその告知記事です。

THE KULESHOV INTERNATIONAL PIANO FESTIVAL AND COMPETITION, March 3-6, 2016

この記事を翻訳しましたので掲載させて頂きます。




クレショフ国際ピアノ・フェスティバルおよびコンクール、2016年3月3~6日

美術とデザインのUCO(セントラル・オクラホマ大学)カレッジおよびUCO音楽学校と共同で、スウィギアト財団から出資されます。

● 賞金は、部門ごとに7000ドル、3500ドル以上。
● バッハの演奏解釈のための歴史的(歴史的視点の)演奏賞に対する特別な500ドルのブリスク・センター。
● ピアニストには、ドニソン・スタインビューラー規格(DS規格、手の小さいピアニストの為の代替サイズの鍵盤)のDS6.0で競技する選択権があります。詳しくはwww.steinbuhler.comを訪問してください。
● 国籍のいかんにかかわらず、2016年3月2日に年齢が15歳~22歳のピアニスト。
● 2つのカテゴリ: 高校と、大学程度の学部の学生。
● 2016年3月3~6日、オクラホマ州、エドモンド。

クレショフ国際ピアノ・フェスティバルおよびコンクールへようこそ!2016年は、オクラホマシティにおけるこの心躍るイベントの初年度を記念します。
フェスティバル・イベントは、セントラル・オクラホマ大学のキャンパスのラドキ・リサイタル・ホール、およびオクラホマシティ中心部のオクラホマ川に浮かぶ、光り輝く新しいCHK/セントラル・ボートハウスで、3月3~6日に開催されます。
ヴァン・クライバーンの銀メダル受賞者で、セントラル・オクラホマ大学のアーティスト・イン・レジデンス(〔作品制作のために〕招聘された芸術家)のヴァレリー・クレショフにちなんで名付けられ、コンクールは、ゲスト審査員、才能豊かな参加者による演奏、そして、部門ごとに7000ドル、3500ドル以上の賞金を与える授賞式で、オクラホマシティ全体の観客を魅了するよう努めます。




ちなみにこちらがこのコンクールの審査員の方々です。
この1番上のValery Kuleshov(ヴァレリー・クレショフ)氏がこのコンクールの名前の由来の方ですね。

Jurors

このコンクールで使える細幅鍵盤はDS6.0(15/16)鍵盤のみのようですが、この鍵盤が使えるだけでも助かる方は多いのではないかと思います。

それにしても、昨年初めてDCS国際ピアノコンクールで細幅鍵盤の使用が認められてから、たった1年で追従するコンクールが出てくるとは・・・予想以上の展開の早さに驚いています。
この調子で今後も増えていってほしいものですね。


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04/07
ピアノコンクールで細幅鍵盤を使用している様子と、鍵盤を交換する様子を撮影した動画
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先月、12~15日の4日間に亘ってアメリカのテキサス州、ダラスで開催されたDCS国際ピアノコンクール2014(※1)についてですが、新たに画像や動画が公開されたのでご紹介させていただきます。

参加者がコンクールで7/8-DS規格鍵盤(ドの左端~シの右端が140.7mm)を使って演奏している様子と、ピアノ技術者の方が鍵盤を交換している様子の動画です
YouTubeの動画の説明文を翻訳したので掲載させて頂きます。
併せてご覧ください



Artem Arutyunyan - DCS Piano Competition - March 2014
https://www.youtube.com/watch?v=13Z7C3eJLeo&list=UUgLVf_Bv6l5tfa0E64DjOrw

(YouTube説明文)

アルテム・アルテュニャーン(カメラに最も近い)は、2014年のダラス室内交響楽団国際ピアノコンクールで、より狭いキーを備えたピアノ鍵盤を演奏しました。
これは、プロコフィエフのピアノ協奏曲第3番の第2楽章からの特に能力が試されるセクションの抜粋です。

アルテムは、国際コンクールでより狭いキーを備えたピアノ鍵盤を演奏する初めてのピアニストであることによって歴史に残りました。彼が使った鍵盤は、スタインウェイのコンサート用グランドピアノに取り付けられたスタインビューラーのDS 5.5インチ(1オクターブが従来の鍵盤の1オクターブの7/8の幅である)でした。
技術者による鍵盤の交換に、2、3分しかかかりませんでした。
この鍵盤を演奏しているピアニストにとって、1オクターブを演奏することは、従来のものでの7度を演奏することに等しいです。

たとえ彼が15/16のサイズを使うことができたとしても、彼は2番目と5番目の指の間の範囲が制限されているので、7/8の鍵盤がこのタイプの作品にはずっと彼の手に合うとアルテムは知っています。より狭いキーを備えたピアノの利点を発見している多くの他のピアニストのように、彼の手のスパンに一層よく合う鍵盤で技術的な障害が大幅に減らされると彼は気付いています。そして、音楽の表現について考えるより大きな自由を彼に与えます。
アルテムはより小さな鍵盤での練習のために数日しかありませんでしたが、彼の演奏は、非常に速く適応することができ、異なるサイズの鍵盤で特に能力が試される作品を演奏することができることを明確に示しています。さらに詳しい情報については、http://www.dcspianocompetition.org/http://www.steinbuhler.com、およびhttp://www.smallpianokeyboards.orgを参照してください。



DCS Piano Competition - keyboard change - March 2014
https://www.youtube.com/watch?v=BAjXItVoPsY&list=UUgLVf_Bv6l5tfa0E64DjOrw

(YouTube説明文)

このビデオは、2014年のダラス室内交響楽団国際ピアノコンクールで、ピアノ技術者がスタインビューラーのDS 5.5インチ(より狭いキーを備えたピアノ鍵盤)を取り外して、従来の鍵盤に取り替えるのを示しています。(コンクールの間に、ピアノ自体の位置は他の理由で入れ替えられました。このビデオでは、5.5インチの鍵盤は、カメラから最も遠くのピアノにあります。) ピアノコンクールで使用されたのは初めてのことでした。
ビデオは、グランドピアノでどれくらい速く鍵盤を交換することができるか示しています。さらに詳しい情報については、http://www.dcspianocompetition.org/http://www.steinbuhler.com、およびhttp://www.smallpianiokeyboards.orgを参照してください。




今回のコンクールの優勝者は、カイル・オースさんという方だったそうです
今年の秋にダラス・シティ・パフォーマンス・ホールで開催される、ダラス室内交響楽団とのウィニング・コンサートで演奏される予定です。
ちなみに、このダラス室内交響楽団のコンサートマスターに、昨年の9月よりバイオリニストの高木和弘さんが就任されています
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その他の参加者や審査員の方々の画像も幾つか公開されています
ちなみに前々回の3月17日の記事で画像を幾つか掲載しましたが、その後改めて大きな画像が公開されたので、こちらも併せて掲載しておきます。
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DCS国際ピアノコンクールは、来年以降も3種類の鍵盤(従来の鍵盤、15/16鍵盤、7/8鍵盤)を選択出来る形で開催されるとのことですが、来年にはオーストラリアから代表団を迎える予定だそうです。

コンクール終了後、ロンダ・ボイルさん(※2)がペンシルベニア州のタイタスビルにあるスタインビューラー社に行かれたそうなので、次回はロンダ・ボイルさんのスタインビューラー社での体験レポートについて書く予定です。


(※1) DCS国際ピアノコンクール2014について
細幅鍵盤が、国際ピアノ コンクールで採用されることになりました!
細幅鍵盤の使用が認められた、DCS国際ピアノ コンクール2014に関する詳細
細幅鍵盤を取り入れたピアノコンクールが世界で初めて開催されました!
(※2) ロンダ・ボイルさんについて
細幅鍵盤、オーストラリアへ
PASK記事翻訳 - Part3 * PASKの構造および創立者


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03/17
細幅鍵盤を取り入れたピアノコンクールが世界で初めて開催されました!
昨年の9月に書いた記事、『細幅鍵盤が、国際ピアノ コンクールで採用されることになりました!』で紹介しましたDCS国際ピアノコンクール2014が、先週の水曜日から土曜日(3月12~15日)の4日間、アメリカのテキサス州、ダラスで開催されました
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審査員の中には、国際的ソリストのデニス・アーマン・ゲレンベさん(審査員長)、カナダの音楽コンクールおよびカナダの全国音楽フェスティバルの優勝者のロジャー・ロードさん、複数のグラミー賞ノミネート候補者であり、国際ピアノコンクールで何度も金メダルを獲得されたペトロネル・マランさんもいらっしゃったそうです。

DCS International Piano Competition
Meet the Jury 2014

http://www.dcspianocompetition.org/rules-regulations/meet-jury-2014/

ちなみにこちらはペトロネル・マランさんのCDです。

http://ml.naxos.jp/album/CD98.286
http://ml.naxos.jp/album/CD98.231
http://ml.naxos.jp/album/CD98.640

そのときの画像(小さいですが)がPASKのFacebookページで公開されていたので、こちらに掲載させて頂きます。

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3枚目の画像では、スタインウェイのコンサートグランドの鍵盤を入れ替えていますね。
やはり調整に多少の時間を要するのは購入時だけで、その後は本当に2,3分の入れ替えですぐに弾けるということでしょう。

このコンクールによって、ホールがサイズ毎に何台ものピアノを用意しなくても、色んなサイズの鍵盤(少なくとも15/16鍵盤(オクターブ:152.4mm)と7/8鍵盤(オクターブ:140.7mm)の2つ)を用意することで十分対応できるということが証明されたと言えますし、 “ホールが色んな鍵盤サイズのピアノを所有するのは不可能”という反対理由も崩れたのではないでしょうか。

今後このコンクールに関する詳しい情報が送られてきたら、追って報告致します

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11/18
細幅鍵盤の使用が認められた、DCS国際ピアノ コンクール2014に関する詳細
先々月書いた記事で、来年開催されるDCS国際ピアノ コンクール2014にて細幅鍵盤が採用されることになったニュースを紹介しましたが、このコンクールの詳細についてのメールが、今朝キャロル・レオーネ博士より送られてきました。


DCS国際ピアノ コンクール2014に関する詳細

参加者は、標準鍵盤、7/8鍵盤、15/16鍵盤のいずれかを取り付けたスタインウェイDを選べます。
コンクール、マスタークラス、若しくはその両方を申請してもよいそうです。
3つ全てのサイズを備えた稽古場も使えるそうです。

応募資格は35歳以下。申込期限は12月15日です。
コンクール参加に関するページ :
Competition Dates: March 13-15th, 2014 in Dallas

入賞した場合の特典

DCS国際ピアノコンクールの入賞者は、2014年秋に予定されている、ダラス・シティ・パフォーマンス・ホールにおける、ダラス室内交響楽団(DCS)とのウィニング・コンサートで演奏することが約束されます。

賞金

1位 : 1,500ドル(約150,337円※)
2位 : 1,000ドル(約100,225 円※)
3位 : 500ドル(約50,112 円※)
※11/18/2013 10:14pm時点、1ドル100.225 円での金額です。

マスタークラス&個人レッスンについて

ピアニストの方々も、コンクールのみ、マスタークラスのみ、あるいは両方に参加するために申し込んでもよいそうです。2014年のマスタークラスのソロ・レパートリーは、ヨアキン・アシュカロ氏とキャロル・レオーネ博士によって与えられます。マスタークラスは無料で市民に公開されています。個人レッスンはSMUピアノ教授陣のメンバーによって提供されるそうです。


ご興味のある方は是非参加してみてください
キャロル・レオーネ博士に会えますよ~

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