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手のサイズ毎の届く音程の範囲 - PIANISTS FOR ALTERNATIVELY SIZED KEYBOARDS(和訳)

このページでは、細幅鍵盤について書かれた英語のウェブサイト、PIANISTS FOR ALTERNATIVELY SIZED KEYBOARDSのメニューから、『Why we need narrower keys: the evidence』 ⇒ “Pianists' hand spans vary greatly!” ⇒ “Hand span versus interval reach”というページの和訳を掲載しています。



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ALTERNATIVELY SIZED KEYBOARDS


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Why we need narrower keys: the evidence
細幅鍵盤が必要な理由:その根拠


Pianists' hand spans vary greatly!
ピアニストの手の大きさは千差万別!

Hand span versus interval reach
手のスパンと音程の届く範囲の比較


Hand span and maximum interval reach
手のスパンと音程の届く最大範囲


様々な音程を演奏する能力に対して、親指から小指(1-5)の有効な手のスパンを測定するため、私たち(ボイル&ボイル(Boyle&Boyle)、2009年)は、およそ25人の成人ピアニストの手のスパンを測定し、彼らが演奏できた最大の白鍵の音程を記録しました。
私たちは、最低限の弾き心地の良さ(親指と小指を端から黒鍵に向かって『ぎりぎり』滑らせる能力)と、強い不快感を伴いながら(白鍵の『縁』に)届いているだけの両方を記録しました。この較正の結果に加えて、オクターブの演奏に関する更に最近の研究(Defining a small hand(小さい手の定義)を参照)は、次のように要約できます。

おおよその境界値 - 白鍵の音程

6.7インチ(約17 cm) - ぎりぎりのオクターブ

7.6インチ(約19 cm) - 最小限リラックスしたオクターブ、
            ぎりぎりの9度

8.5インチ(約22 cm) - すべての状況でほとんど、または
            まったく緊張のないオクターブ、
            最小限リラックスした9度、
            ぎりぎりの10度

9.4インチ(約24 cm) - すべての状況でほとんど、または
            まったく緊張のない9度、
            最小限リラックスした10度、
            ぎりぎりの11度

オーストラリア・ピアノ教育学会議(Australasian Piano Pedagogy Conference)で発表された論文(ボイル、ボイル&ブッカー(Boyle, Boyle & Booker)、2015年)には、次のような白鍵の6度を完全ではないが満足のいく程度に楽に弾くのに必要な、最小限有効な人差し指から小指(2-5)のスパンの推定値が挙げられており、どの黒鍵にも妨げられることなく鍵盤の先端から離れて指を滑らせる能力が記載されています。

6.0インチ(約15 cm) - ある程度楽な6度

7.0インチ(約18 cm) - ある程度楽な7度

これらの調査結果を、Pianists’ hand spans – Australian study(ピアニストの手のスパン - オーストラリアの研究)のページで示されている統計的集約尺度に関連付けると、少数でも無視できない数(ほぼ30%)の女性が標準鍵盤では『最小限のリラックス』でもオクターブを弾けず、そして大多数(80%以上)が『最小限リラックスした』9度も、『ぎりぎりの』10度さえ弾けないと思われます。
その一方で、かなり大多数の男性が非常にリラックスしたオクターブや、少なくとも最小限リラックスした(若しくはより良い)9度や、『ぎりぎりの』10度が弾けると思われます。

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手の大きさの測定方法 - PIANISTS FOR ALTERNATIVELY SIZED KEYBOARDS(和訳)

このページでは、細幅鍵盤について書かれた英語のウェブサイト、PIANISTS FOR ALTERNATIVELY SIZED KEYBOARDSのメニューから、『Why we need narrower keys: the evidence』 ⇒ “Pianists' hand spans vary greatly!” ⇒ “Measuring hand spans”というページの和訳を掲載しています。



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Measuring hand spans
手のスパンの測定


Measuring your hand span
あなたの手のスパンの測定


あなたの手のスパンを測定する簡単な方法は、定規または測定テープを使用することです。
これを水平な面に置き、ヒトデのように指を広げた状態で左手を定規の上に平らに置きます。小指の外側の先端をゼロの印に合わせ、痛みを感じ始めるまで定規に沿って親指を広げます。親指の外側の端にある測定値を読んでください。これで親指から小指(1-5)の有効な幅が分かります。
この作業を右手でも繰り返します。今度は親指の外側がゼロの印と揃い、小指が定規に沿って広がります。
人差し指から小指(2-5)の有効な幅を測定するには、人差し指と小指を使って上記の作業を繰り返します。

もう1つの方法は、デイビッド・シュタインビューラー(David Steinbuhler)氏によって開発されたハンドゲージを使って、前述のEarlier hand span studies(手のスパンのこれまでの研究)の項で説明されて下の図に示すように、ピアニストの手を測定することです。
この表はこちらからダウンロードできます。
https://paskpiano.org/wp-content/uploads/2021/09/Hand-guage.pdf
ただし、これを印刷する場合は、印刷後に定規で確認して、目盛りが正確であることを確かめる必要があります。

また、人差し指と小指の間の広がる範囲も非常に重要です。これも下図と同じ方法で測定できます。

異なる研究の手のスパンのデータを比較するときには、測定法を考慮することが重要です。
特に、ワグナー(Wagner) (参照ページ: Earlier hand span studies(手のスパンのこれまでの研究))や、チー(Chi)およびその他(参照: Comparative studies using alternatively sized keyboards(サイズが選べる鍵盤を使った比較研究))によるものなど他のいくつかの学術研究では、近年のオーストラリアやいくつかのアメリカの研究のように、外側の端からではなく、親指や他の指の中間点から手のスパンを測定しているということに留意してください。
中間点から測定した場合、手のスパンの測定値が全体的に小さくなります。

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ピアノを弾く人と弾かない人の手の大きさの比較 - PIANISTS FOR ALTERNATIVELY SIZED KEYBOARDS(和訳)

このページでは、細幅鍵盤について書かれた英語のウェブサイト、PIANISTS FOR ALTERNATIVELY SIZED KEYBOARDSのメニューから、『Why we need narrower keys: the evidence』 ⇒ “Pianists' hand spans vary greatly!” ⇒ “Pianists versus non-pianists”というページの和訳を掲載しています。



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Pianists' hand spans vary greatly!
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Pianists versus non-pianists
ピアニストとピアニスト以外の人たちの比較


Pianists compared with the general population
ピアニストと一般の人たちとの比較


ピアニストとピアニスト以外の人たちの手のスパンを比較するのは興味深いことです。
つまり、ピアニストの手は人間全体を反映しているのでしょうか。

公表されている詳細な人体測定データの多くは成人人口の無作為標本ではなく、例えば、ギャレット(Garrett)(1971年)、グライナー(Greiner)(1991年)、ドネルソン&ゴードン(Donelson & Gordon)(1996年)といったアメリカの軍隊要員からの測定値に基づいています。その他のデータは、例えば、ナッグ、ナッグ&デサイ(Nag, Nag & Desai)(2001年)や、セーンチャイヤ&ブンテンチット(Saengchaiya & Bunterngchit)(2004年)といった工業労働者に由来しています。ほとんどの場合、手のスパンは測定されていません。
アメリカにおける人間の手の多種多様な特徴の測定結果(ギャレット(Garrett)1971年)によると、測定された特性によっては、男女間の差は通常10%と20%の間に及びます。
例を挙げると、セーンチャイヤ&ブンテンチット(Saengchaiya & Bunterngchit)(2004年)や、ナッグ、ナッグ&デサイ(Nag, Nag & Desai)(2001年)や、マンダハウィ他(Mandahawi et al)(2008年)といったいくつかの比較用の手の人体計測データは、アジア系の人たちが一般に白人よりも手が小さいことを浮き彫りにしています。

ワグナー(1988年、p.117)は、その前の研究の、特にマッツドルフ(Matzdorff)(1968年)による研究に基づくと、音楽家は音楽家以外の人たちよりも手と指のスパンが長い傾向があると述べています。
手の長さと幅に関する様々な最近のデータから判断すると、ピアニストと一般の成人人口との間には、ピアニストの手のほうが幅が狭い傾向があるものの、手の長さに関しては目立った差はありません。
(詳細な統計分析は行われていません。)

オーストラリアのプロのオーケストラ・ミュージシャンを対象にした近年の研究(ドリスコル&アッカーマン(Driscoll & Ackermann)2012年)では、ここ、Pianists’ hand spans – Australian studyピアニストの手のスパン - オーストラリアの研究)で述べられている、ピアニストを対象にしたオーストラリアの研究で見られたものと類似した平均的な親指から小指まで(1-5)のスパンが見つかりました。
ボイル、ボイル&ブッカー(Boyle, Boyle & Booker)(2015年)による論文に、ビジネスを専攻している大学生の手のスパンを対象に行われた個別の調査が記載されています。彼らの手のスパン(特に親指から小指(1-5)の幅)は、成人のピアニストのものよりも著しく小さいことが分かっています。この場合も先と同様に男女差や人種差が明白ですが、アジア人男性の平均のスパンはピアニストの調査における同じグループのそれよりも際立って小さいです。この学生の調査では身長も記録されており、 データの分析は、身長が手のスパンの予測因子として比較的弱いことを示しています。
参照: Hand span versus height手のスパンと身長との比較

ボイル、ボイル&ブッカー(Boyle、Boyle&Booker)(2015年)の論文で、ピアニストが人口全般よりも大きな手のスパンを持つ理由が論じられています。
楽器を長期にわたって演奏したことによる影響が要因になる可能性があると結論付けられていますが、その影響は、大きさの点では重要ではなさそうです(親指から小指(1-5)のスパンで多くても0.2インチ(5 mm))。
自分の意志で選択している影響が最も関連している可能性があり、即ち、スパンの大きいピアニストは成功を収めてピアノの演奏が楽しいものだと気付きやすく、それ故、大人になっても演奏を続ける傾向が強くなります。


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身長と手の大きさは比例する? - PIANISTS FOR ALTERNATIVELY SIZED KEYBOARDS(和訳)

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Hand span versus height
手のスパンと身長との比較


The link between hand span and height
手のスパンと身長の関連性


背の高い人たちは、背の低い人たちよりも手が大きい傾向があるのでしょうか。
身長は手の幅(スパン)の信頼できる予測因子なのでしょうか。

ビジネスを専攻している大学生のサンプルより収集されたデータ(ボイル、ボイル & ブッカー(Boyle, Boyle & Booker)、2015年)からの下のグラフでは、彼らの親指から小指(1-5)の手のスパンと相反して記されている背の高さが示されています。

この回帰分析では、人の身長と親指から小指(1-5)の手のスパンとの間には、弱いながらも明確な関連性があることが示されています(R2=0.41; p=0.00)。言い換えれば、人の身長は親指から小指(1-5)のスパンの手掛かりにはなるものの、完全な予測の判断材料にはならないということです。
親指から小指(1-5)がかなりのスパン(9インチ(22.86 cm)より大きい)であるにもかかわらず、身長が63インチ(160 cm)しかない人という、左上の象限にある極端な例にご注目下さい。そして、右下の象限には比較的手の小さい長身の人たちが多数おり、多くの場合はるかに背の低い人たちよりも小さいです。

人間とは小さなものなので、「彼らは手のスパンが小さいはずだ。」またその逆に、「背が高い人は手のスパンが大きいに違いない。」といった、人々がそのように誤って結論付けているのを耳にしてしまうはごく当たり前のことなのです。
よく例に出されるのが、スペインの偉大なピアニスト、アリシア・デ・ラローチャ(Alicia De Larrocha)の身長が非常に低かったことです。彼女の手のスパンは他の(主に男性の)コンサートピアニストと比べれば小さかったとは言え、実際には、彼女は若い頃には10度に届いていたため、『平均的な』手のスパンを持つ女性よりも彼女のスパンは大きかったのです。
https://www.aliciadelarrocha.com/en/content/her-hands

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手の大きさに関するこれまでの研究 - PIANISTS FOR ALTERNATIVELY SIZED KEYBOARDS(和訳)

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Pianists' hand spans vary greatly!
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Earlier hand span studies
手のスパンのこれまでの研究


これまでの手のスパンの測定では、その人口母集団全体で大きなばらつきが見られました。
芳村氏とチェスキー(Chesky)氏(2009年)は、ノーステキサス大学(University of North Texas)の400人近くの演奏家の手のスパンの最小と最大の差が4インチ(11 cm)あったと報告しています。これはピアノの鍵盤ほぼ5個分の幅です!

米国音楽教師協会(MTNA - US Music Teachers National Association)の2004年の全米会議で、デイビッド・シュタインビューラー(David Steinbuhler)氏は160人のピアニストの手のスパン(親指から小指の幅のみ)を測定しました。左手と右手が混ざり合って測定されています。
シュタインビューラー氏によって作成された、ピアニストの有効な親指から小指(1-5)の手のスパンの分布が下の図表に示されています。
(参照: http://dsstandardfoundation.org/the-standards/
この場合もやはり性別による違いが明白です。彼はピアニストの人種的背景を記録してはいませんが、混在していることが分かっています。

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過去のピアニストの手のスパンのデータ(ワグナー(Wagner)、1988年)とシュタインビューラー氏のデータを比較すると、その結果は上のページに記載されているオーストラリアの研究と概ね一致しています。
ここで留意すべきは、ワグナーのデータが外側の端ではなく指先の中心からの測定値に基づいているということです。しかしながら、この測定過程の違いは、親指から小指(1-5)のスパンの測定値よりも人差し指から小指(2-5)のスパン(ここに結果は表示されていません)に影響を及ぼすと思われます。
十分な大きさのサンプルの手のスパンのデータが正規分布に近似すると仮定すると、ワグナーによって様々な集約尺度が導き出されています。ボイル & ボイル(Boyle & Boyle)(2009年)はシュタインビューラー氏のデータのためにその集約尺度を展開させました。
表1は、これら2つのデータセットの男女間の差をまとめたものです。ワグナー(1988年)によって測定された対象者は、かなりの割合(男性の95%および女性の86.5%)が白色人種由来のものでした。
ワグナーのデータの女性のスパンがやや大きいのは、調査が行われたのが国際的に評価が高い特別な音楽学校であったためです。それは多くの国々から生徒を最も引き付けていると考えられ、その結果、非常に小さいスパンの人たちが選定されにくかった可能性があります。

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またワグナー(1984年)は、自身のデータベースの中の2つのグループの男性ピアニスト、『成功を収めた演奏家』(著名なソリストや国際コンクールの優勝者)として分類した26人と、『問題のケース』(長期にわたって技術的課題や怪我の問題に苦しめられてきた人たち)の10人を比較しています。
彼らの手のスパンの差は、『成功を収めた演奏家』の9.2インチ(約23.4 cm)と比較して、『問題のケース』の8.7インチ(約22.1 cm)は統計的に有意でした。成功を収めたグループの人差し指から小指(2-5)のスパンも大幅に大きいものでした。


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LittleHands

Author:LittleHands
子供の頃にピアノを習い始めたものの手が小さくてすぐに挫折(^_^;)
大人になってから再びピアノを習い、今は気ままな趣味のピアノ弾きです♪


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※シュタインビューラー社についての詳細は、左のカテゴリ欄にあります『Steinbuhler & Company (和訳版)』をご覧ください。
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