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サイズが選べる鍵盤に関するウェブサイトについて - PIANISTS FOR ALTERNATIVELY SIZED KEYBOARDS(和訳)

このページでは、細幅鍵盤について書かれた英語のウェブサイト、PIANISTS FOR ALTERNATIVELY SIZED KEYBOARDSのメニューの『About』という項目の和訳を掲載しています。



PIANISTS FOR
ALTERNATIVELY SIZED KEYBOARDS


PASK_000PASK_001If everyone plays the same size, most are playing the wrong size!
みんなで同じサイズを弾くと、
ほとんどの人が不適切なサイズを弾いています!

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What is PASK? - PASKって何?

PASK_005 PASKPianists for Alternatively Sized Keyboards(サイズが選べる鍵盤を支持するピアニスト)は、ピアノの鍵盤のサイズに関連する変化を実現することに取り組んでいる国際的な運動です。

具体的に言うと、PASKはピアノメーカーに3つの規格サイズのピアノ鍵盤の製造を開始するよう働きかけることを目的としています。新しいピアノの購入者は、鍵盤のサイズを選択できます。現在の“大きい”サイズに加えて、更に狭い鍵盤2つのサイズを追加する必要があります。

現在のピアノの鍵盤は1880年代から普及していますが、人口全般の身体能力を考慮した設計はされていません。現在のサイズはすべての人に適していると見なされていますが、実際はそうではありません。すべての国籍の全年齢層にわたる男性、女性、子供を考えると、大多数のピアニストにとってこの鍵盤は広すぎています。

現在の鍵盤のサイズとキーの幅は、手が大きな人たち、一般的に平均から平均以上のスパンを持つ成人男性に適しています。しかしながら、手が小さい人たちにとっては、今日のピアノは技術的困難と学習時間を増やしています。それは音楽的表現を制限し、大量のピアノ曲に触れるのを阻止しています。何よりも悪いことに、それは気力をそぐような痛みや怪我を引き起こす可能性があるのです。

簡単な例えでその要点を説明します。
運動競技のレースですべての男性が同じサイズの靴を履かなければならないことは道理にかなっているでしょうか。そして、その女性アスリートは男性と同じサイズの靴で走らなければならないのでしょうか。そして、その子供たちは大人と同じサイズの靴で走らなければならないのでしょうか。

PASK_003 PASK_004


Goals and strategies - 目標と戦略

PASKの長期的な目標は、アコースティックおよびデジタルピアノのメーカーが、DS規格に従って3つの規格のサイズの鍵盤の選択肢を提供することです。これらは、DS5.5®(7/8)DS6.0®(15/16)、そして現在の『大きな』DS6.5鍵盤です。
それらは、新しい選べるサイズがすぐに入手でき、すべてのピアニストと教師が自然に受け入れられる選択肢となるように、世界中で大量生産および販売される必要があります。

そのためには、ピアノの世界からの需要を増やすことと、メーカーからの供給を促進することの両方に焦点を当てる必要があります。これらは明らかに持ちつ持たれつの関係です。

手が小さいピアニストは団結した声を生み出し、細幅鍵盤を入手する機会を要求する必要があります。
ピアノの教師、大学、音楽院は、それらの利点を認識する必要があります。
コンクールやコンサート会場では、演奏者に鍵盤の選択肢を提供する必要があります。

サイズが選べる鍵盤は現在、限られた数の供給業者からしか入手できず、高価で、多くの場合顧客の待ち時間が長くなります。大手のピアノメーカーがこの課題に取り組む必要があります。変化を生み出す重要な要素は、世界中の著名なピアニスト、学者、教師からの公的支援でしょう。

この目標を達成するために必要な3つの主要な戦略があります。

  1. 手が小さい人向けに縮小した鍵盤の利点についての認識を高めること。
  2. ピアニストが細幅鍵盤で演奏する上での違いを体験する機会を作ること。
  3. 変化への障壁と抵抗を打破すること。

当ウェブサイトには、(具体的には、鍵盤の数を減らしたのではなく、鍵盤の幅を狭くした)鍵盤のサイズを選択する必要があるという確かな証拠がまとめられています。


PASK structure and founders - PASKの体制と創設者

PASKは正式に構成された組織ではなく、共通の目標に向かって取り組む人たちのネットワークです。

PASKの創設者は次の3名です。

オーストラリア、シドニー出身のエリカ・ブッカー(Erica Booker)氏は、ニューサウスウェールズ音楽院卒の、ピアニスト兼ピアノ教師です。
エリカ(Erica)氏はスズキ・メソードのティチャー・トレーナーでもあり、サイズが選べるピアノ鍵盤の主唱者でもあります。
https://ericabookerpiano.com
彼女はロンダ・ボイル(Rhonda Boyle)氏との論文審査のある研究に携わってきました(下記参照)。

テキサス州ダラスのキャロル・レオーネ(Carol Leone)博士は、ダラスのSMUメドウズ芸術学校の鍵盤楽器研究の学科長であり、国際的に認められたアーティスト、教師、講師、作家です。キャロル(Carol)氏は、ピアニストの健康を向上させるための人間工学に基づいたピアノ鍵盤の世界有数の研究者であり主唱者の1人です。
www.carolleone.com

オーストラリア、メルボルンのロンダ・ボイル(Rhonda Boyle)氏は、物理学、環境科学、都市計画の資格を持つ元政府の政策アナリストおよび戦略プランナーです。ロンダ(Rhonda)氏はピアニストで独自の研究を行っている研究者であり、手の大きさとピアノの演奏に関する審査を受けた記事の著者です。
www.linkedin.com/pub/rhonda-boyle/30/931/352
彼女の研究論文は以下より入手出来ます。
https://www.researchgate.net/profile/Rhonda_Boyle2
彼女は2019年のオーストラリアン・ファイナンシャル・レヴュー(Australian Financial Review)の影響力のある100人の女性にリストアップされました。
https://www.afr.com/women-of-influence

この3名の創設者にはピアノやキーボードのメーカーとの金銭的な繋がりはありません。

キャロル・レオーネ(Carol Leone)氏とロンダ・ボイル(Rhonda Boyle)氏は、どちらも非営利のDS規格財団(DS Standard Foundation)の役員です。
http://dsstandardfoundation.org/

PASKのネットワークは徐々に広がっており、現在、PASKの目標を支援し、変化への働き掛けに積極的に取り組んでいる世界中の多くの人たちが参加しています。

PASKの積極的なメンバーになりたい場合、進展に関する最新情報を入手したい場合、または新しいプロジェクトへの投資機会に関心がある場合は、下記にご連絡ください。
info@paskpiano.org


Notes on terminology - 専門用語に関する注記

ESPKErgonomically Scaled Piano Keyboard(人間工学的にスケーリングされたピアノ鍵盤))という用語は、現在の『標準』サイズ、つまりオクターブで6.5インチ(16.51 cm)よりも小さい鍵盤を指すときに、現在、主に学界にて使われています。一部の文献では『reduced-size keyboard(縮小された鍵盤)』という用語も使われています。また、DS5.5®は、鍵盤の幅が(正確ではないが)『標準』鍵盤の7/8に近いため、『7/8鍵盤』と呼ばれることがよくあります。同様に、DS6.0®が15/16鍵盤と呼ばれることも多いです。ESPKは、他のサイズの鍵盤、つまりDS規格に準拠していない鍵盤も含む包括的な用語です。
最近になって、『ストレットピアノ』という言葉が国際ストレットピアノフェスティバル(Stretto Piano Festival)に関連して普及するようになっています。
https://info.musae.me/stretto

DS』の略称は、Donison-Steinbuhlerの略です。(クリス・ドニソン(Chris Donison)氏とデイビッド・シュタインビューラー(David Steinbuhler)氏は、主に北米でのアコースティック・ピアノ用の細幅のキーのピアノ鍵盤の導入の先駆者となりました。)
PASK運動(Pianists for Alternatively Sized Keyboards(サイズが選べる鍵盤を支持するピアニスト))では、『reduced size(サイズの縮小)』が、鍵盤が88個に満たないという意味を含む可能性があるため、混乱を避けるために『alternative sizes(選べるサイズ)』という用語を通常使用しています。


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サイズが選べる鍵盤を支持するピアニスト - PIANISTS FOR ALTERNATIVELY SIZED KEYBOARDS(和訳)

細幅鍵盤関連の海外サイト、ALTERNATIVELY SIZED PIANO KEYBOARDSの翻訳の掲載が前回でやっと終わりました。

細幅鍵盤関連の海外サイトにはもう1つ、PIANISTS FOR ALTERNATIVELY SIZED KEYBOARDSというサイトがあります。前回まで掲載したサイトの内容と重複する部分も多いですが、前回のサイトより簡潔にまとめられているのでこちらの方がとっつきやすいかもしれません。

このサイトもかなり前に翻訳したことがありますが、それから随分経って内容がすっかり様変わりしてしまっているので、こちらも再度翻訳して掲載していこうと思います。

このページでは、PIANISTS FOR ALTERNATIVELY SIZED KEYBOARDSのホームの訳文を掲載します。いつものことですが、訳が拙いところはご愛敬ということで。



PIANISTS FOR
ALTERNATIVELY SIZED KEYBOARDS


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世界中のピアニストが、選択した曲目を、痛みを感じることなく自信を持って演奏するのを可能にする、すべての人の手に合った鍵盤サイズの選択権を要求しています。
このウェブサイトを探索し、他の人たちともつながりを持つためにご連絡ください。
あなたが私たちの目標を支持する場合は、私たちの請願書にご署名ください。このページの下部にあるリンクをご覧ください。


カナダのピアニストで教師のリンダ・グールド(Linda Gould)氏によるこのビデオは、現在のそれ1つでどんな場合にも通用させている鍵盤の不公平さを示しています。
これは、演奏キャリアを積むことを望んでいるピアニストだけでなく、自分の好きな曲目を自身の音楽能力の最高水準で演奏し、手の大きさによって不利な立場に置かれないことを望んでいるすべてのピアニストに当てはまります。



以下の円グラフは、成人のピアニストが広く入手可能でコストが問題にならない場合に選択する可能性が最も高い『理想的な』DS鍵盤のサイズを示しています。それらは、ピアニストが実質的にあらゆる曲目が弾ける、言い換えれば、手のサイズに制約されないことを望んでいると想定しています。

現在の標準となっている鍵盤のオクターブ幅は6.5インチ(DS6.5)(164~166 mm)です。DS6.0とDS5.5の2つの小さいサイズのオクターブ幅は、それぞれ6.0インチ(151~153 mm)と5.5インチ(140~142 mm)です。

ここに子供は含まれていません。

ASPK_022


PASK_002 Need piano keyboards that fit our hands | Online Petition
私たちの手に合うピアノの鍵盤が必要です | オンライン請願


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サイズが選べる鍵盤に関するウェブサイトについて - ALTERNATIVELY SIZED PIANO KEYBOARDS(和訳)

このページでは、細幅鍵盤関連の英語サイト、ALTERNATIVELY SIZED PIANO KEYBOARDSのメニューの『About』という項目の和訳を掲載しています。

※ この翻訳文の元となる英語サイトの再編に伴い、和訳文も2021年8月5日に再編しました。



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このウェブサイトはオーストラリア・メルボルンのロンダ・ボイル(Rhonda Boyle)氏によって作成されました。彼女は自身のグランドピアノ用のDS5.5®鍵盤を北米から輸入した最初の人物です。
その目的は、『フリーサイズ[1つのサイズだけで全てに通用する]』というピアノの鍵盤に対する姿勢に関連した深刻な問題への認識を高めることです。

ロンダ(Rhonda)氏は、2019年のオーストラリアン・ファイナンシャル・レヴュー(Australian Financial Review)の影響力のある100人の女性にリストアップされました。
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ロンダ・ボイル(Rhonda Boyle)氏の研究論文は以下より入手出来ます。
https://www.researchgate.net/profile/Rhonda_Boyle2

参考文献一覧はこちらから入手できます。
http://smallpianokeyboards.org/wp-content/uploads/2019/04/Alternatively-sized-piano-keyboards-Bibliography_April-2019.pdf

このウェブサイトには、(具体的には、鍵盤の数を減らすのではなく鍵盤幅を狭くする)鍵盤の大きさを選択する必要があるという確かな証拠があります。
この証拠には、

  • 『大きい』手に合っている現在の標準鍵盤の歴史的基礎、
  • ピアニストの間での痛みや怪我を取り上げている関連研究の要旨、
  • 一般的なピアニストの手のスパンに関する統計情報と、手のスパンがピアノの演奏にどのように関連しているか、
  • ピアノコンクールの結果、そして、
  • ピアニスト自身の話。

といったものがあります。

PASKPianists for Alternative Sized Keyboards(サイズが選べる鍵盤を支持するピアニスト))運動の最終的な目標は、ピアノやキーボードの主要なメーカーが、世界中で販売されている新しいピアノの鍵盤のサイズを選択できるようにすることです。

イベント、マスコミの記事[報道]、メーカー、キーの幅が狭い鍵盤を試弾できる場所に関する情報などといったPASKキャンペーンの詳細については、www.paskpiano.orgにアクセスしてください。

ここで提示されている情報は、ピアニスト、保護者、教師が、世界のそれぞれの地域における変化を求めた働き掛けを支援することを目的としています。

ロンダ(Rhonda)氏はピアノやキーボードのメーカーとの金銭的な関係はありません。彼女は非営利のDS規格財団(http://dsstandardfoundation.org/)の役員です。

貢献できる新しい情報をお持ちか、あるいはあらゆる誤りを指摘したいとお思いの場合は、是非以下にご連絡ください。
rhonda@cicadabay.com



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待ち望んだ未来がすぐそこに・・・!!

まだ当分先になるだろうと思われていた未来が、もう目前まで来てしまいました!

“デジタルピアノで鍵盤幅が選べるようになれば、今言われている問題の大半が解決するだろう”

ということはずっと前から言われていたものの、この『鍵盤幅が選べるデジタルピアノ』が売り出されるのは一体いつになることやら…そもそも実現するのか!?…なんて思っていたら、その予想を裏切って、意外と早くその日が来るかもしれません!



~TouTube動画の説明文~

私は何年もの間、持ち運べる細幅鍵盤のデジタルピアノを探し続けてきました。私は手が小さくて大きな和音が大好きです。
私のカスタムメイドのデジタルがここにあります!!!
もしご興味がおありでしたら、私にメールを送ってください。
https://www.playpianochordstoday.com/・・・


これはアメリカの会社が開発中のDS5.5®(7/8)サイズ(オクターブ幅が140~142 mm)のデジタルピアノの試作品だそうです。
購入可能になり次第お求めになりたい場合は、ここのメールフォームからリンダ・グールド(Linda Gould)さん(動画で演奏している方)宛てに連絡してほしいそうです。

https://www.playpianochordstoday.com/contact-narrow

以下はリンクのページ(↑)の訳文です。


To receive more information or make a comment please contact us here
詳細情報の受け取りまたはコメントについては、こちらからお問い合わせください。

世界に向けた細幅鍵盤デジタルピアノの創出は、今まさにぴったりのアイデアです。
通常の鍵盤のオクターブは6.5インチ(16.51 cm)ですが、このカスタムキーボードのオクターブは5.5インチで、ほとんどの小さな手が10度に届き、1オクターブがとても容易に弾けます(・∀・)

あなたはそれを手に入れることに興味がありますか?彼らはまだ販売する準備ができていません。私たちは郵送先名簿を作成しているので、その意向と、規模を拡大して製造する可能性についてある程度の考えがあります。
どのような機能が必要ですか?重み付け?ピアノだけの音か、それ以上の音?リズム?何に使いますか?あなたのプライス・ポイント(ある商品の想定される価格帯の中で、消費者にとって魅力的だと考えられる小売価格)はいくらですか?

短文形式ですので、ぜひご連絡ください!
あなたのメールはこのプロジェクトのみにしか使用されません。私たちはこれに情熱を注いでおり、あなたの考えを大切にしています。

ご関心をお寄せいただきありがとうございます!

メールフォーム内の訳


Narrow Key Digital Piano
細幅鍵盤デジタルピアノ
Let us know if you want updates regarding narrow digital key pianos
細幅鍵盤デジタルピアノに関する最新情報が必要な場合はお知らせください。

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セキュリティの質問: 99-9+3=

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キーボードが販売可能になったときに、購入の申し出の電子メール通知を受け取ることが期待できます。それ以外のことについては連絡しないことをお約束します。


Think it's hard to adapt to this size?
このサイズに適応するのは難しいと思いますか?
(3:36から演奏が始まります)



~TouTube動画の説明文~

リンダ・グールド(Linda Gould)が、オーストラリアのピアノ教師であるエリカ・ブッカー(Erica Booker)氏にインタビューします。
エリカ・ブッカー(Erica Booker)氏は自身の教室のスタジオに、それぞれ鍵盤の幅の異なる4台のピアノを所有しています。オクターブで6.5インチ(16.51 cm)、6.25インチ(15.875 cm)、6.0インチ(15.1~15.3 cm)、5.5インチ(14.0~14.2 cm)。
私はそれらすべてを演奏できるようになりました。どれが私のお気に入りだったと思いますか?
詳細については、http://paskpiano.org/をご覧ください。



細幅鍵盤デジタルピアノが売り出されれば細幅鍵盤を使う人が飛躍的に増えることが予想されます。組織では、全体の3割を超える割合を持てば、組織全体の文化が変わると言われているそうです。ピアノの世界でそうなる日も確実に近づくことでしょう…

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鍵盤のサイズを選ぶことに懐疑的な人達からの質問とそれに対する回答 - ALTERNATIVELY SIZED PIANO KEYBOARDS(和訳)

このページでは、細幅鍵盤関連の英語サイト、ALTERNATIVELY SIZED PIANO KEYBOARDSのメニューの『FAQs』という項目の和訳を掲載しています。

※ この翻訳文の元となる英語サイトの再編に伴い、和訳文も2021年6月8日に再編しました。



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FAQs - よくある質問とその回答をまとめたQ&A集


Q1:
ピアニストがある鍵盤から別のサイズの鍵盤に変更するのは難し過ぎるのではないでしょうか。たとえば、子供が小さい鍵盤で学習した後、成長するにつれて標準鍵盤に移りたいと思った場合などです。

A1:
小さい鍵盤を弾いたことのある成人ピアニストの大半が、非常に速く、概ね1時間かそれ以下で新しいサイズに適応するという体験をしています。子供は通常ほぼすぐに適応します。
現在小さい鍵盤を弾く多くの成人ピアニストは、今でも時々標準鍵盤を演奏する必要に迫られるのですが、一旦最初の調整期間を経れば2つのサイズをすぐに切り替えられるというのが彼らの経験です。多くの場合、別のサイズでの1回の練習セッションか簡単なウォームアップしか必要としません。

この体験は、2台の異なる車(おそらく1台のマニュアル車と1台のオートマチック車)での運転、またはビオラも演奏するバイオリニストと比較することができます。標準鍵盤とDS6.0®(15/16)からの調整はほぼ瞬時に行われます。
詳細については、ボイル・R(Boyle, R.)(2012年)の『The experience of playing reduced-size piano keyboards. A survey of pianists(縮小したピアノ鍵盤を弾いた体験。ピアニストの調査)』、MTNA e-Journal、4月と、2015年のダラス室内交響楽団国際ピアノコンクールで、この縮小されたサイズを使ってたった1日だけ練習した後にDS6.0®を演奏しているアンナ・アラジ(Anna Arazi)氏のビデオ(https://www.youtube.com/watch?v=tj1RNLn8K6g)もご参照ください。

一般的な認識とは違い、キーの幅の狭い鍵盤を弾いていても、その必要があるときに標準鍵盤に戻るのが難しくなることはありません。逆に、より手に合った鍵盤を弾くことによって、ピアニストが緊張の大幅な軽減を体験できる傾向があります。
この新たな発見は、より良い習慣を身に付けさせ、大きな鍵盤を使うときの緊張を最小限に抑える一助となります。

2015年7月に、様々な手のスパンの6人のメルボルンのピアニストが、事前の練習をほんの少し、あるいは全くせずに、オーストラレーシア・ピアノ教育学会議でのリサイタルでオクターブが6.06インチの鍵盤(15/16)のカワイのGM12を演奏しました。それに続く質疑応答の集会中に、標準のものよりわずかに小さい鍵盤を演奏することに関連する明白で重要な利点に関して全員が報告しました。
Adjustment and swapping between keyboards鍵盤間の調整と交換)をご参照ください。


Q2:
コンサート会場についてはどうお考えですか?サイズの異なるコンサートグランドピアノを2台以上所有するのはコスト高で非現実的ではないでしょうか。

A2:
1台のグランドピアノ用の交換可能な鍵盤以外に、コンサート会場で2台のピアノを所有する必要はありません。追加の鍵盤とアクションの費用は、コンサート楽器の費用に対してごくわずかなものです。シュタインビューラー社(http://www.dsstandardfoundation.org/)は、数分以内で標準鍵盤と交換できる、グランドピアノ用に改造されたアクション・鍵盤を製造しています。
最終的には、3つの規格判、オクターブが6.5インチの標準鍵盤と、DS5.5®(7/8)と、その中間の『ユニバーサル(あらゆる状況[目的]に使える[対応する])』DS6.0®(15/16)のサイズはあるべきです。
この短い動画は、テキサス州ダラスでのピアノコンクール中に鍵盤が交換されるのを映し出しています。
https://www.youtube.com/watch?=BAjXItVoPsY&list=UUgLVf_Bv6l5tfa0E64DjOrw


Q3:
子供は小さい鍵盤を選ぶかもしれませんが、後で標準鍵盤に適応せざるを得ないのに、子供たちがそれを使って学習する趣旨は何ですか?

A3:
第一に、将来を見据えて、2つか3つのサイズのピアノ鍵盤が広く利用可能になる必要があるので、人口のおよそ半分は『適応する』必要が無いはずです。
(手が大きくなるため、あるいは小さい鍵盤が地域社会でもっと普及する時が来るまで)順応する必要がある人たちの場合、調整期間は非常に短いです(Q1を参照)。
第二に、弾き心地の良さ、障害の危険性の低減、楽しさ(喜び)、学習時間の短縮、演奏できる曲目といった面での利点は、多くの大人にとってだけでなく子供達にとっても重要です。才能ある手の小さい子供(特に女児)が、自分の手が成長するのを待つために『足止めを食う』必要はありません。
他の多くの楽器では様々なサイズが利用できます。例として、子供は人間工学的に自分に合ったバイオリンを弾くよう奨励されています。


Q4:
ピアノを弾く人が複数いる家ではやりにくいのではないでしょうか。 2つ以上の異なるサイズが必要になるかもしれないし、必要な費用とスペースが増えるでしょうに。

A4:
ここにいくつかの想定があります。
幼い子供達はピアノの演奏を習っているが大人は弾いていない家庭では、その家族が小さい鍵盤(DS5.1®かDS5.5®を言います)のピアノを最初に買ってみる価値はあるでしょう。
学習の初期段階では、ほとんどの家庭では子供が上級レベルになって続ける気になるまではグランドピアノにお金を使うことを選ばないので、アップライトか電子ピアノが相応しいでしょう。その段階においては、若い人にどのサイズが適しているかが明確になっているのではないでしょうか。

本格的なピアニストになって様々なサイズを必要とする2人の子供(男の子と女の子を言います)が居る場合、あるいは、家で1人以上の大人も弾く場合は少し複雑になるかもしれません。2つの異なるサイズのアップライトとグランド、または最良の妥協案としてのDS6.0®(15/16)グランドピアノを所有するなど、様々な解決策が考えられます。
また、高等ピアノ教育に入る子供は、自分の選んだ鍵盤のサイズを利用できるだろう大学でほとんどの練習をすることを選ぶかもしれません。
グランドピアノのコストを抑えるために、新しいグランドピアノを注文する人が2台分の代金を支払うのではなく、1つの鍵盤を選ぶだけでよいことが重要です。

覚えておくべき重要な要素は、ピアノの鍵盤のサイズは、かなり上級の曲目を演奏する人たちにとってのみ現実的な問題になるということです。1人以上の人がたまにしか弾かない、あるいは比較的簡単な曲を弾く家庭では、鍵盤のサイズはそれほど重要ではありません。
現在ほとんどの女性達が標準となっているDS6.5鍵盤で『何とか対処している』のと同じように、平均的な手のサイズのほとんどの男性はDS5.5®鍵盤を難なく弾きこなしています。非常に有名なピアニストの中には極めて手が大きい(最大で10インチ(25.4cm)以上のスパン)人がいて、標準鍵盤で問題がないと考えれば、当然『平均的な』男性は小さめの鍵盤、特にDS6.0®を弾けるということになります。
DS6.0®(15/16)サイズを試弾した多くの男性はこの体験を存分に楽しみ、それが前々から弾きたかった曲目を弾けるようにしてくれることに気付いています。
ほとんどの成人女性はDS5.5®よりも大きなサイズを必要としません。


Q5:
小さい鍵盤はそれを使える人たちに不公平な優位性をもたらすのではないですか?

A5:
現在は手が大きいピアニストが不公平な優位性を持っています!
スツールの高さを調節したり、高くしたペダルを取り付けたりすることを不公平だと言ったり、(ヨゼフ・ホフマン(Josef Hofmann)のような)過去に小型の鍵盤を使っていた著名なピアニストが『不正行為』をした、あるいはベートーベンが今日のものより小さい鍵盤を使っていたからといって『不正行為』をしたと言ったりする人などいません!
地域社会で小型の鍵盤がもっと普及するまでは、手が小さいピアニストの人たちはそれを使える他の人たちに比べて不利になりますが、ますます多くのピアニストがキーの幅が細い鍵盤を試せるようになり、ずっと前から悩まされてきた障壁を自覚するにつれて、いずれは彼らがメーカーに変化を余儀なくさせるような勢いを生み出すでしょう。


Q6:
1世紀以上もの間変わっていないのだから、ピアノの鍵盤のサイズも時間をかけて証明されているはずです。メーカーは大半の人たちに合うサイズを選んだのではないでしょうか。

A6:
現在の標準となった鍵盤のサイズは、ピアノが大規模な演奏会場に合うように大きくなった1880年代から続いており、このサイズの鍵盤はフランツ・リストなどの手が大きいヨーロッパ人男性の名演奏家に受け入れられました(Keyboard history(鍵盤の歴史)を参照)手が小さいピアニスト、つまり女性、子供、アジア系の人々は考慮されていませんでした。
もしメーカーが今の時代にピアノを設計したなら、人間の人口全体の手のスパンの入念な調査を行い、このデータをピアノの曲目の要求に関連付けるだろうと思います。これは、もし1つのサイズのみが提供されるとしたらDS6.0®に近いだろうという結論に至る可能性が最も高いでしょう。ですが私たちにあるのは、小さすぎるという人はほぼいないのに、多くの人にとっては大きすぎるピアノの鍵盤です。それは背の高い人に合うサイズしか提供しておらず、あらゆる人がそのサイズを使うことを求めるスキーメーカーと比較することができます。

時々何も変化を求めなかったと言う人もいます。ですが、人々が新製品を体験する前に新しいアイデアを求める主張を表すことは滅多にありません。消費者が好む可能性があるものを予測し、代案を試し、それから需要を生み出しているIT産業における絶え間ない革新についてよく考えてみるだけでいいのです。
地球上のほぼ全ての人にとっては、人生において1つのピアノの鍵盤のサイズしか見たことも体験したこともないので、彼らが異なるサイズが及ぼす影響を想像するのは困難です。


Q7:
人類は大きくなっているのではありませんか?なのになぜ変化が必要なのですか?

A7:
栄養の改善によるこの傾向は、先進国では横ばいになっているという証拠があります。しかしながら、人類が確かに大きくなっているとはいえ、これは子供だけでなく、男女共に全ての人種に当てはまります。性別や年齢や人種の差は依然としてあるのですが、手が大きい多くのピアニストが、現在では更に大きい鍵盤を欲しがっているという証拠はありません。
指が『太い』男性が必ずしも手のスパンも大きいとは限らないため、届く範囲が狭くなるような幅の広い鍵盤を自然と選ばなくなります。黒鍵を慎重に設計することで『太い指』によって引き起こされる問題を最小限に抑えることができます。

人類がもっと小柄だった1880年代より前はピアノの鍵盤ももっと小さく、また『女性』向けに特別に設計されたピアノなど、様々なサイズが利用可能だったことを考慮することも重要です。そしてロマン派の時代以前は、ピアノの曲目で1オクターブを超える音程に遭遇することはめったにありませんでした。それ以後、20世紀の作曲に伴って、手のスパンという点での要求が高まりました。
今日の人口の間での手のサイズのばらつきや、これがピアノの曲目にどのように関連しているかが現実の問題に直結していることです。


Q8:
ほとんどのスポーツの例に従って、男性と女性のピアノコンクールを分けて開催してもいいのではないでしょうか。

A8:
これは19世紀に(パリ音楽院で)行われており、現在は鍵盤のサイズの選択肢が無いことを考えると、多くのピアノコンクールにとってはより公平であるかもしれませんが、その頃に戻ることを提唱するべきではありません。ほとんどのスポーツと異なり、ピアノの演奏の目的とは、例えば誰が最も大きな和音を全速力で演奏できるかを確かめるといった単に物理的[身体的]なものではありません。
技術的な能力は不可欠ですが、ピアノの演奏とは、演奏者とその聴衆[観客]が楽しめる音楽を生み出すことです。従って、全人口の(手が)大きい方へ偏っている1つのサイズに拘ることで多くの人たちが音楽の可能性に到達するのを妨げる障壁を設ける音楽的あるいは技術的な理由はありません。


Q9:
手が小さいピアニストが卓越したテクニックを持っていれば、彼らが曲で遭遇する可能性のあるあらゆる技術的課題をきっとこれで克服するのではないでしょうか。

A9:
優れたテクニックは非常に重要であり、ある程度の障壁を克服するのに役立ちますが、(音楽的な力量など)他の全てが同じならば、手がより大きなピアニストはより高いレベルへ進み、彼(女)のより小さい手が対応するものよりも幅広い曲目を演奏することができます。この不利な条件は、卓越性のレベルが高ければ高いほどより顕著になります。
最高のレベルで競うときに、一流アスリートに最高の道具や衣服があることの重要性は十分理解されており、これには芸術的な構成要素を持つスポーツ(例えばいくつかのウィンタースポーツ)が含まれています。

多くの技術的障害の克服が、小さい手のピアニストを『急場をしのぐ手段[本来の方法でうまくいかないときの代わりの方法]』という解決策へと導くことがよくあります。そしてこれは、ほぼすべての場合により多くの練習を必要とするか、最適な状態には及ばない最終結果か、あるいはその両方をもたらします。
現在、縮小サイズの鍵盤を演奏しているピアニストは、自分の手のサイズが原因で直面していた広範囲にわたる技術的な問題や、これまでは『音符を取る』ことだけに集中する必要があったために、十分な音楽表現がいかにできていなかったかを理解するようになっています。Pianist Feedback(ピアニストの評価)をご参照ください。)
『手の大きさは問題にならない』との見解は、人間工学や生体力学の正しい原則には裏付けられていません。


Q10:
鍵盤の幅が狭いアコースティック・ピアノは、響きが劣ったり弱くなったりしませんか?

A10:
アコースティック・ピアノの音量や音質は、鍵盤の幅ではなく、響板、弦、その他の部品のサイズなど、楽器自体に左右されます。キーの整音[最終調整]では、他の鍵盤のそれとは違った音が出る場合がありますが、これは鍵盤幅の影響によるものではありません。


Q11:
試験についてはどうお考えですか?こういう鍵盤は当局に認められているのですか?

A11:
他の多くの楽器で様々なサイズが受け入れられていることを考えれば、音楽試験にサイズが選べるピアノの鍵盤を使用することは疑問の余地なく受け入れられるべきです。鍵盤のサイズの選択は、手のスパンの小さいピアニストに『公平な機会を与える』一助となります。これまでは、手のスパンの大きいピアニストにとって明らかに有利に働いています。

2012年8月、オーストラリア音楽審査委員会(Australian Music Examinations Board - AMEB)のニューサウスウェールズ支部は、試験に様々なサイズのピアノ鍵盤を使用することに原則的に異議はないと述べました。他の国々では、関係機関がその問題に真剣に取り組む必要があります。この問題に関する試験の規制に異議を唱えたいどの教師にも、その裏には有力な証拠があります。


Q12:
ですが、非常に有名なピアニストの中には、例えばアリシア・デ・ラローチャのように手が小さい人も居たのではないですか?

A12:
ほとんどの場合、このような主張をしている人たちは名前が挙げられているピアニストの正確な手のスパンを知りませんし、『平均的な手のスパン』についての正確な概念や、男女差や人種差といったその社会全体にわたる実際の手のスパンのばらつきに関する正しい認識をその人たちが持っているとは考えにくいです。
比較的指が細い痩せた手は、実際にはその届く範囲(即ち手のスパン)が驚くほど大きい場合でも『小さい』と見なされることがあります。ピアニストの割に『小さい』と見なされる可能性がある手は、全人口を考慮すれば実際は平均を上回っているかもしれません。

自分は手が小さいと言う男性ピアニストは、『男性の割に小さい』というのが本当の意味ですが、実際には殆どの成人女性と比べて大きいというのはよくあることです。世界的に有名なピアニストが、他の最上位のピアニストの非常に大きな手と自分自身を比較しているにすぎないのであれば、自分の手を『小さい』と言うかもしれません。
アリシア・デ・ラローチャ(Alicia de Larrocha)は、彼女の身長だけに基づいた思い込みで『手が小さい』とよく言われているピアニストです。ですが、彼女は自身が全盛期の頃には10度届いていたと自ら語っていました。これは成人女性の80%以上をもってしても無理な仕事です。
参照: Hand span versus height(手幅と身長との比較)


Q13:
ですが『手が小さい』成人はきっとごく一部しかいないはずなので、サイズが選べる鍵盤の市場はとても限られているのではないでしょうか。

A13:
近年の査読を経た研究によると、その人たちが広範な上級の曲目を演奏することを望んでいると仮定すれば、女性の約87%と男性の24%が現在の『一般的な』鍵盤に対して手のスパンが小さすぎているということが分かっています。アメリカの大学でピアノを専攻している学生を対象に行われた最近の調査では、75%がさらに大きな手を望んでいることが明らかになっています。キーの幅が細い鍵盤を弾けば、ピアニストが事実上『より大きな手』を手に入れます。
現在のところ、子供達は手の大きな男性向けに設計された楽器で学ぶことを余儀なくされています。
ピアノを習い始めた人達が挫折や怪我のために諦めることが少なくなり、高齢になっても演奏を続ける可能性が高くなるため、選択肢を提供することで市場全体が拡大するでしょう。


Q14:
子供は通常、初級から中級の曲目しか演奏せず、まだ手が小さいうちはオクターブに挑むべきではないことを考えると、なぜキーの幅が細い鍵盤を使って習う必要があるのでしょうか。

A14:
まず第一に、子供は人によって成長の度合いも異なれば、手のスパンにも大きなばらつきがあります。『平均的な』成人女性よりもスパンが大きくなっている10歳の男児も多くいます。このような子供達(主に男児)は大きく優位に立っており、才能のある子はすぐに上級の曲目に進むことができます。それ以外の才能ある子供達は、自分の手が成長するのを待ったり願ったりするほかありません。そして、多くの中級の曲目にはオクターブが含まれています。

このほかに、

  • 理想的な手の演奏位置とは、可能な限り解剖学的に中立にあることです。
    子供が成長するにつれて、練習量の多い人はブリッジが適切に発達せずに、手が変形してしまう可能性があります。6度を演奏するだけでも、レガートのパッセージやアルペジオは非常に小さい手にとっては過度の伸張を伴うことがあります。
  • 査読を経た研究によると、(大人だけでなく)子供も、特にオクターブや広い和音を演奏することで障害を負う危険があることが分かっています。
  • 細幅鍵盤を利用できる子供達はより多くの演奏を楽しんでいます。

もし鍵盤のサイズが子供にとって問題ではないのなら、なぜ中国の有名な音楽学校が子供達に箸で指を伸ばすことを推奨したり、手の手術さえも勧めたりするのでしょうか。なぜ子供達は小さなバイオリンを使うように勧められているのでしょう。


Q15:
とはいえ、多くの手が小さなピアニストがとても上手に演奏するのを見てきました。彼らがオクターブや和音に届きさえすれば、それだけが絶対に重要なことですか?単に10度を分散させればいいだけです。

A15:
ピアニストがオクターブや特定の和音に『届く』からと言って、彼らが健康的な可動域内で弾いているとは限りません。極端な状態で繰り返し動作する筋肉や関節は時間の経過とともに消耗し、使い過ぎによる痛みや怪我を引き起こします。
バロックや初期のクラシックの曲に限定されることを望まないピアニストにとっては、緊張を高めることなくオクターブの広範なパッセージを演奏するのに十分な大きさのスパンを持つことは特に重要です。
過度の伸張や緊張もまた音楽性を妨げます。これには強弱幅、リズム、スピードに対するパワーやコントロールの不足が挙げられます。
痛みを感じているピアニストも多くの場合口を開きたがりません。『痛みなくして得るものなし』という精神構造が未だに存在し続けているのです。


これらよくある質問のコピーがここからダウンロードできます。
http://smallpianokeyboards.org/wp-content/uploads/2020/11/PASK-FAQs_November-2020.pdf

こちらにもアクセスしてください。
http://paskpiano.org/vision-for-the-future/




このサイトを製作されたロンダ・ボイルさんによると、ロンダさんがシュタインビューラーのDS5.5®鍵盤を購入して細幅鍵盤の普及活動を始めた当初、細幅鍵盤のことを(英語圏の)ピアノ関連のネット掲示板で紹介したところ、やはりこの考えに懐疑的な人たちにたくさん出会ったそうです。
そこで、ネットでの呼びかけでは不十分だとお感じになり、今の活動に到ったとのことでした。

Q1Q3などは、細幅鍵盤という考えに触れた人は必ずと言っていいほど感じる疑問ですね。
Q1に関しては、使われた方々は想像よりは早く慣れると証言されているようです。
Q2Q3に関しては、結局は使える環境が整っていかないと解決しないでしょうね。ただ裏を返せば、環境が整いさえすれば問題にならなくなるとも言えますが・・・。

Q6は、世の中の殆どの方が思っていることかもしれませんが、私がこれまで何人かの人たちに鍵盤のことを話してみた感触では、Q6どころか、鍵盤の大きさについて端から何も思ったことがないという人が殆どでしたね。

Q7についてもお感じになった方がもしかしたらいらっしゃるかもしれませんね。
(マンモスを追いかけていたような時代は別として)体格が小さくなるのは、気候変動や戦争などの社会情勢による食糧事情の悪化に伴うもので、昔でも食糧事情が比較的良かった時代はそれほど小さくなかったという話を聞いたことがありますし、実際に歴史上の人物でもかなり大柄な人が居たりしますので、一概に昔の人が小さくて今の人が大きいとは言えない部分があるようです。
人類の平均身長については、(先進国の場合ですが)やはり欧米、日本共にほぼ頭打ち状態になっているようですね。
その原因については、遺伝的な限界とも、栄養バランスや生活習慣の乱れとも言われているようですが、まぁ取り敢えずは人類が恐竜のように巨大化することはなさそうですね。
あと、“必ずしも身長と手の大きさが比例しない”ことは、このサイトの中でも度々言われていますし、私自身も時々そのように感じることがあります。
それを考えると、平均身長が低かった時代の人たちの手が必ずしも小さかったとは言い切れないように思います。

Q8に関しては、実は私も考えていました。
元々体格差のある男女に、同じ大きさの道具を使わせて同じ土俵で競わせていることがそもそもの間違いなのではないか、少なくとも男女で同じ大きさの鍵盤を使わせるのだったら、コンクールなどは男女別で行わなければおかしいだろうと。
ですが、よくよく考えてみれば、ピアノはスポーツのように体力や筋力を鍛えるものではなく、音楽性を磨くものですね。そこに男女差を設けるのはやはり変ですよね。
だとすれば、その人の音楽性よりも体格(手の大きさ)によって有利不利が生じてしまうような状況にやはり問題があると考えるべきでしょう。

Q9に関しては、百聞は一見に如かず、指が十分に届いている演奏が届いていない演奏とどう違うのかは、実際に弾いてみなければ分らない、といったところでしょうか。
確かに手が小さくてもアクロバティックなテクニックを駆使して演奏をされている方々もいらっしゃいます。
ただ、それがその方々の才能が遺憾なく発揮されている状態と言えるのかどうか・・・。
道具のサイズが身体と合っていない“無理のある状態”でも、サイズがきちんと合っている“最適な状態”と同等以上の演奏が出来ていると確信を持って言えるのかどうか・・・。
(多分、ご本人様も本心では分かってらっしゃるでしょう・・・)

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Author:LittleHands
子供の頃にピアノを習い始めたものの手が小さくてすぐに挫折(^_^;)
大人になってから再びピアノを習い、今は気ままな趣味のピアノ弾きです♪


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